基礎理論

基本情報技術者試験水平垂直パリティ」の問題

テクノロジ系基礎理論難易度:normal
複数のデータ列に対し、各列方向(垂直)と各行方向(水平)の両方にパリティビットを付加する水平垂直パリティ方式の利点として最も適切なものはどれか。
誤りの有無すら一切検出できないが符号量だけ削減できる
バースト誤りを生成多項式の余りによって訂正できる
何ビット誤っても全て自動で訂正できる完全な訂正方式となる
1ビットの誤りなら行と列の交点から位置を特定して訂正できる
正解
1ビットの誤りなら行と列の交点から位置を特定して訂正できる

水平垂直パリティでは1ビット誤りがあると、その行と列の両方のパリティが不一致になる。両者の交点が誤り位置となり反転すれば訂正できるため正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ×検出すらできないという記述は誤りで、水平垂直パリティは単純パリティより検出力が高く位置特定までできる。
イ ×生成多項式の余りで訂正するのはCRCの考え方で、水平垂直パリティは行列のパリティ照合により位置を特定する別方式である。
ウ ×何ビット誤っても全訂正できるという記述は誇張であり、確実に訂正できるのは1ビット誤りに限られる。
エ ○水平垂直パリティでは1ビット誤りがあると、その行と列の両方のパリティが不一致になる。両者の交点が誤り位置となり反転すれば訂正できるため正しい。

くわしく

単純パリティは1ビット誤りの検出のみで位置は分からない。水平垂直パリティは2次元にパリティを持たせることで、不一致の行と列の交点として誤り位置を一意に特定でき、1ビット誤りの訂正を可能にする。複数ビット誤りでは交点が定まらず訂正できない。

本番での押さえどころ

試験のコツ

『行と列の交点で位置特定→1ビット訂正』が水平垂直パリティの核。多ビットを全訂正と書く選択肢は誇張で誤り。

覚え方

水平垂直パリティ=『縦と横の見張りが交わった点が犯人』。交点を反転して直す、と図で覚える。

よくある誤り

検出と訂正を混同する、訂正できる誤りビット数を過大評価する誤りが多い。確実な訂正は1ビットまでである。

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