基本情報技術者試験「CRC」の問題
誤り検出方式であるCRC(巡回冗長検査)の説明として最も適切なものはどれか。
アデータを生成多項式で割った余りを検査符号として付加しバースト誤りに強い
イ1ビットごとに偶数か奇数かを示すビットを1個だけ付け足す単純な方式である
ウデータ全体を一定長で区切り総和を求めその下位だけを符号とする方式である
エ同じデータを3回送り多数決で正しい値を決定する冗長送信方式である
正解
ア.データを生成多項式で割った余りを検査符号として付加しバースト誤りに強い
CRCはビット列を多項式とみなし、定めた生成多項式で割った余りを検査符号として付加する。連続したバースト誤りを高い確率で検出できるため正しい。
?選択肢ごとの解説
ア ○CRCはビット列を多項式とみなし、定めた生成多項式で割った余りを検査符号として付加する。連続したバースト誤りを高い確率で検出できるため正しい。
イ ×1ビットだけ付ける単純な方式はパリティチェックの説明であり、多項式除算を用いるCRCとは仕組みが異なる。
ウ ×一定長で区切り総和の下位を符号とするのはチェックサムの説明で、CRCの生成多項式による除算とは別方式である。
エ ×同じデータを3回送り多数決で決めるのは多数決冗長(再送・三重化)の考え方で、CRCの検査符号方式とは異なる。
✎くわしく
誤り検出方式はパリティ(1ビット誤り検出)、チェックサム(総和)、CRC(多項式除算)と検出能力が上がる。CRCは特に連続して起こるバースト誤りに強く、通信や記憶装置で広く使われる。検出専用で訂正はできない点も押さえる。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
キーワードで判定する。『生成多項式・余り・バースト誤り』=CRC。総和ならチェックサム、1ビット付加ならパリティ。
覚え方
CRC=『割り算の余りで見張る』。多項式で割った余りを添えてバースト誤りを捕まえる、と覚える。
よくある誤り
CRC・チェックサム・パリティを混同する誤りが多い。『多項式の余り=CRC』『総和=チェックサム』『1ビット=パリティ』と区別する。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a3-0118