基礎理論

基本情報技術者試験浮動小数点数」の問題

テクノロジ系基礎理論難易度:normal
浮動小数点数による実数の表現形式について、最も適切に説明したものはどれか。
符号部・指数部・仮数部に分け広い範囲の数を近似的に表す
小数点位置を常に固定したまま整数のみを誤差なく正確に表す方式である
全ビットを仮数に割り当て指数を持たず整数だけ格納する
10進数の各桁を4ビットで符号化し小数を厳密に表現する
正解
符号部・指数部・仮数部に分け広い範囲の数を近似的に表す

浮動小数点数は符号部・指数部・仮数部から成り、指数部で小数点の位置を移動させる。これにより極めて大きい数や小さい数を限られたビットで近似表現できるため正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ○浮動小数点数は符号部・指数部・仮数部から成り、指数部で小数点の位置を移動させる。これにより極めて大きい数や小さい数を限られたビットで近似表現できるため正しい。
イ ×小数点位置を固定するのは固定小数点数の説明であり、浮動小数点数は指数部で小数点位置を動かす点が本質的に異なる。
ウ ×指数を持たず整数だけ格納するという説明は浮動小数点の指数部の存在を否定しており、定義に反する。
エ ×10進各桁を4ビットで符号化するのはBCD(2進化10進)の説明であり、浮動小数点数の表現形式とは異なる。

くわしく

浮動小数点数(IEEE754等)は値を±仮数×基数^指数で表す。仮数部の桁数が有効数字を、指数部の幅が表現できる範囲を決める。近似表現ゆえ丸め誤差や桁落ちが生じる点も性質として重要である。

本番での押さえどころ

試験のコツ

『浮動=小数点が動く=指数部あり』と即断する。固定小数点との対比で『動くか固定か』を判定する。

覚え方

浮動小数点=『小数点が指数に乗って浮き動く』。符号・指数・仮数の3部構成をセットで覚える。

よくある誤り

固定小数点・BCD・浮動小数点の表現方式を混同しやすい。『指数で小数点が浮動する』のが浮動小数点の核心と押さえる。

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