基本情報技術者試験「ファシリティマネジメント」の問題
データセンタの停電対策では複数の電源設備を併用する。長時間にわたる停電に対し、燃料が続く限り電力を供給し続けて長期の電源を確保する役割を主に担う設備はどれか。
ア無停電電源装置(UPS)単体
イ自家発電装置(発電機)
ウサージプロテクタ
エ自動電圧調整装置(AVR)
正解
イ.自家発電装置(発電機)
自家発電装置は、商用電源の長時間停電時に燃料(軽油やガスなど)を用いて発電し、燃料が続く限り電力を供給できる。UPSが起動から発電開始までの短時間を橋渡しするのに対し、長期の電源確保を担うのが自家発電装置であり設問に合致する。
?選択肢ごとの解説
ア ×UPS単体はバッテリ容量に限りがあり数分から数十分程度の短時間給電が中心で、長時間停電を賄う役割ではない。
イ ○自家発電装置は、商用電源の長時間停電時に燃料(軽油やガスなど)を用いて発電し、燃料が続く限り電力を供給できる。UPSが起動から発電開始までの短時間を橋渡しするのに対し、長期の電源確保を担うのが自家発電装置であり設問に合致する。
ウ ×サージプロテクタは過電圧から機器を守る装置で、停電時に電力を供給する機能はもたない。
エ ×AVRは電圧変動を一定範囲に整える装置であり、停電時に長時間給電する役割は担わない。
✎くわしく
停電対策はUPSと自家発電の役割分担が要点である。停電が起きるとまずUPSが瞬時に給電を引き継ぎ、その間に自家発電装置が始動し、立ち上がったら自家発電へ切り替えて長時間を支える。すなわちUPSは『時間を稼ぐ短距離走者』、自家発電は『長く走る長距離走者』。両者を組み合わせることで瞬断ゼロかつ長時間の電源確保を両立できる。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『長時間』『燃料が続く限り』とあれば自家発電装置、『瞬断対応』『起動までの短時間』とあればUPSと判断する。
覚え方
UPSは『つなぎ(短時間)』、自家発電は『本走(長時間)』とリレー走者でイメージする。
よくある誤り
UPSだけで長時間停電に対応できると誤解しがち。UPSは短時間の橋渡し、長時間は自家発電という分担を押さえる。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0154