基本情報技術者試験「サービスマネジメントの全体像」の問題
ITサービスマネジメントの考え方において、サービスを企画する段階から設計・移行・運用、そして継続的な改善までを一連の段階としてとらえ、各段階を循環させながらサービス全体の価値を高めていく枠組みを表す概念はどれか。
アライフサイクル
イソフトウェア開発工程モデル
ウ能力成熟度モデル
エプロセス参照モデル
正解
ア.ライフサイクル
サービスライフサイクルは、サービスの戦略立案から設計、移行、運用、そして継続的改善に至る流れを一連の段階としてとらえ、各段階が相互に連携しながら回り続けることでサービスの価値を維持・向上させる考え方である。設問の『企画から改善までを循環させる枠組み』に直接対応する。
?選択肢ごとの解説
ア ○サービスライフサイクルは、サービスの戦略立案から設計、移行、運用、そして継続的改善に至る流れを一連の段階としてとらえ、各段階が相互に連携しながら回り続けることでサービスの価値を維持・向上させる考え方である。設問の『企画から改善までを循環させる枠組み』に直接対応する。
イ ×開発工程モデルはソフトウェアを作る工程の進め方を表すもので、サービス全体の運用・改善まで含む循環の枠組みではない。
ウ ×成熟度モデルはプロセスの達成度を段階で評価する尺度であり、サービスを企画から改善まで循環させる枠組みそのものではない。
エ ×プロセス参照モデルは標準的なプロセス群を整理した参照体系であり、サービスの段階を循環させる全体像を直接示す概念ではない。
✎くわしく
サービスマネジメントは個別のプロセスの集合であると同時に、それらを束ねる大きな循環構造として理解する必要がある。ライフサイクルは『段階のつながりと循環』に着目した見方であり、成熟度モデルが『どれだけうまくできているか』という縦の評価軸、開発工程モデルが『作る手順』に限定される点と区別される。各段階を一度きりでなく回し続けることが価値向上の鍵となる。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『企画から改善まで』『循環』『一連の段階』という語が揃えばライフサイクルと判断する。評価尺度の話なら成熟度モデルを疑う。
覚え方
ライフサイクル=『生まれて(企画)育ち(運用)また見直して回る輪』とイメージし、終わらず循環する点で覚える。
よくある誤り
開発の工程モデルとライフサイクルを混同しやすい。前者は作る手順、後者は運用・改善まで含む循環全体を指す点が異なる。
サービスマネジメントの他の問題
ITサービスマネジメントにおいて、サービスの予期しない中断や品質低下が発生した際、その影響を最小化してできるだけ早く通常のサ…提供者と顧客の間で、ITサービスの内容・品質・目標値(稼働率や応答時間など)を合意し、未達時の対応や測定方法まで取り決める文…データセンタにおいて、商用電源が瞬時停電や瞬時電圧低下を起こした際にも、自家発電装置が安定稼働を始めるまでの短時間、無停電で…顧客と合意したサービス目標値の達成状況を定期的に測定・報告し、未達があれば原因を分析して改善につなげるとともに、合意内容その…将来の業務量の増加を予測し、応答時間や処理能力に関するサービス目標を満たし続けられるよう、必要な処理能力・記憶容量・回線など…あるサービスを30日間連続で提供する計画であったが、期間中に合計18時間の計画外停止が発生した。1日を24時間として、この期…
この問題を、AIの8-ways解説つきで。
無料ではじめる →基本情報技術者試験の演習を、一問ごとに「なぜ」まで。まずは無料で。
ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0037