プロジェクトマネジメント

基本情報技術者試験コストマネジメント」の問題

マネジメント系プロジェクトマネジメント難易度:normal
プロジェクトの予算で、既に識別され分析済みのリスク(既知の未知)が顕在化した場合に充当するため、コストベースラインに含めて確保しておく予備として最も適切なものはどれか。
コンティンジェンシー予備(コンティンジェンシ予備費)
未知の未知に備えコストベースライン外に置くマネジメント予備(マネジメント予備費)
完成時総予算そのものを指すBAC
実際に支出した金額を集計した実コスト(AC)
正解
コンティンジェンシー予備(コンティンジェンシ予備費)

コンティンジェンシー予備(コンティンジェンシ予備費)は、識別・分析済みのリスク(既知の未知)が顕在化したときに充当するための予備で、コストベースラインに組み込んで管理される。プロジェクトマネージャの裁量で使用できる点と、既知リスク対応である点が設問に合致する。

?選択肢ごとの解説

ア ○コンティンジェンシー予備(コンティンジェンシ予備費)は、識別・分析済みのリスク(既知の未知)が顕在化したときに充当するための予備で、コストベースラインに組み込んで管理される。プロジェクトマネージャの裁量で使用できる点と、既知リスク対応である点が設問に合致する。
イ ×マネジメント予備は未識別のリスク(未知の未知)に備える予備で、コストベースラインの外に置かれ、使用には上位者の承認を要する点でコンティンジェンシー予備と異なる。
ウ ×BAC(完成時総予算)は予備を含めたコストベースライン総額を指す概念であり、特定リスクに充てる予備そのものではない。
エ ×実コスト(AC)は実際に支出した金額の集計であり、将来のリスクに備える予備とは性質が異なる。

くわしく

予算には二種類の予備がある。コンティンジェンシー予備は『既知の未知(識別済みリスク)』向けでコストベースライン内、PMが裁量で使える。マネジメント予備は『未知の未知(想定外)』向けでコストベースライン外、使用に承認が必要。コストベースライン+マネジメント予備=予算(プロジェクト予算)という階層関係を押さえる。本問は『識別済み』『ベースライン内』という二点でコンティンジェンシー予備を一意に特定できる。

本番での押さえどころ

試験のコツ

キーワードは『既知の未知=コンティンジェンシー』『未知の未知=マネジメント』。ベースラインの内か外かでも判別できる。

覚え方

コンティンジェンシー=『想定済みの不測(contingency)に備える』、マネジメント予備=『経営判断(management)が要る別枠』と語源で区別する。

よくある誤り

二つの予備の取り違えが頻出。『識別済み・ベースライン内=コンティンジェンシー』『想定外・ベースライン外=マネジメント』で対比して固定する。

プロジェクトマネジメントの他の問題

この問題を、AIの8-ways解説つきで。

基本情報技術者試験の演習を、一問ごとに「なぜ」まで。まずは無料で。

無料ではじめる →

ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0144

【基本情報技術者試験】コストマネジメントの問題 — 解答・解説|ukamiru 過去問