基本情報技術者試験「タイムマネジメント」の問題
あるプロジェクトの作業を表すアローダイアグラムにおいて、作業A(3日)→作業C(4日)、作業B(5日)→作業C(4日)の順に進み、CはAとBの双方の完了後に開始できる。AとBは同時に着手でき、Cの完了をもってプロジェクト終了とする。このプロジェクトのクリティカルパス上の所要日数は何日か。
ア7日
イ9日間
ウ12日
エ7日と9日で並行
正解
イ.9日間
AとBは同時着手できるが、CはA・B双方の完了を待つため、Cの開始時点はAルート(3日)とBルート(5日)のうち遅い方、すなわちBの5日に決まる。よって最長経路はB(5日)→C(4日)=9日となり、これがクリティカルパスである。
?選択肢ごとの解説
ア ×7日はA(3日)→C(4日)のルートだけを見た値であり、より所要の長いBルートを無視しているため誤りである。
イ ○AとBは同時着手できるが、CはA・B双方の完了を待つため、Cの開始時点はAルート(3日)とBルート(5日)のうち遅い方、すなわちBの5日に決まる。よって最長経路はB(5日)→C(4日)=9日となり、これがクリティカルパスである。
ウ ×12日はAとBを直列に足してC前にA→Bと並べた計算で、AとBが並行着手できる条件を見落とした過大な値である。
エ ×7日と9日が並行に終わるとする記述は誤りで、Cは双方完了後にしか開始できないため終了日は一意に9日に定まる。
✎くわしく
アローダイアグラムでは、結合点での後続作業は先行作業すべての完了を待つ(最早結合点時刻=先行ルート所要の最大値)。本問はC前の結合点でA(3)とB(5)が合流し、最早完了はmax(3,5)=5に律速される。クリティカルパスは最早と最遅が一致する余裕ゼロの最長経路であり、ここではB→Cが該当する。Aには5-3=2日の余裕(フロート)が存在する。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
結合点に複数の矢印が入るときは、各先行ルートの所要を比較し最大値を採用する。最大経路の合計がクリティカルパス。
覚え方
合流点は『遅い者待ち』。一番遅い作業が終わるまで次へ進めない、と覚える。
よくある誤り
先行作業を足し算してしまう誤りや、短い方のルートを基準にする誤りが多い。合流点では『最大(max)』を取ると徹底する。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0005