基本情報技術者試験「プロジェクトマネジメントの知識エリア」の問題
プロジェクトマネジメントの知識エリアにおいて、プロジェクトの各要素(範囲・日程・コスト・品質など)を矛盾なく調和させ、変更要求を一元的に評価して全体最適を図る統合的な活動を主に扱うものはどれか。
ア資源マネジメント
イプロジェクトスコープマネジメント
ウプロジェクト統合マネジメント
エ品質マネジメント
正解
ウ.プロジェクト統合マネジメント
プロジェクト統合マネジメントは、範囲・日程・コスト・品質など個々の知識エリアの活動を相互に調整し、全体として整合の取れた計画と実行を実現する役割をもつ。プロジェクト憲章の作成や統合的な変更管理もここに含まれ、設問の『全体を調和させ変更を一元評価する』記述に合致する。
?選択肢ごとの解説
ア ×資源マネジメントは要員や設備など必要な資源の獲得・育成・管理を扱う領域であり、全体の統合調整そのものではない。
イ ×スコープマネジメントはプロジェクトの作業範囲を定義し管理する領域で、対象は範囲に限定され全要素の統合ではない。
ウ ○プロジェクト統合マネジメントは、範囲・日程・コスト・品質など個々の知識エリアの活動を相互に調整し、全体として整合の取れた計画と実行を実現する役割をもつ。プロジェクト憲章の作成や統合的な変更管理もここに含まれ、設問の『全体を調和させ変更を一元評価する』記述に合致する。
エ ×品質マネジメントは成果物やプロセスが要求水準を満たすよう計画・保証・管理する領域で、品質という一側面を扱う。
✎くわしく
知識エリアはそれぞれ扱う対象が明確に分かれる。統合だけが他のエリアを束ねるメタ的な位置づけにあり、各エリアの出力を取りまとめ、トレードオフを判断する。資源は『人と物』、スコープは『範囲』、品質は『水準』と、対象の単一性で区別すると統合だけが横断的である点が見抜ける。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『全体』『調和』『変更を一元的に』『憲章』のキーワードがあれば統合マネジメントと判断する。
覚え方
統合=オーケストラの指揮者、と捉え、個々の楽器(エリア)をまとめる立場と結びつける。
よくある誤り
統合と個別エリアを混同し、変更管理をスコープや品質の中だけの活動と捉える誤りが多い。変更の一元的評価は統合の役割である。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0025