基本情報技術者試験「資源マネジメント」の問題
プロジェクトの責任分担マトリックス(RACIチャート)において、ある作業の成果に対して最終的な説明責任を負い、その作業1つにつき必ず1名だけ割り当てるべき役割を表す記号はどれか。
アA(Accountable)
イR(Responsible)を割り当てる
ウC(Consulted)
エI(Informed)
正解
ア.A(Accountable)
RACIのA(Accountable)は、その作業の成果に対して最終的な説明責任・承認権限をもつ役割である。責任の所在を一意にするため、1つの作業(成果物)につきAは必ず1名だけ割り当てるのが原則であり、設問の条件に正確に合致する。
?選択肢ごとの解説
ア ○RACIのA(Accountable)は、その作業の成果に対して最終的な説明責任・承認権限をもつ役割である。責任の所在を一意にするため、1つの作業(成果物)につきAは必ず1名だけ割り当てるのが原則であり、設問の条件に正確に合致する。
イ ×R(Responsible)は実際に作業を実行する役割で、1作業に複数人割り当ててよく、必ず1名という制約はない。
ウ ×C(Consulted)は作業前に意見を求められ双方向で相談される関係者で、説明責任を負う役割でも1名限定でもない。
エ ×I(Informed)は進捗や結果を一方向に知らされるだけの関係者で、説明責任を負わず人数の限定もない。
✎くわしく
RACIはResponsible(実行)・Accountable(説明責任)・Consulted(相談)・Informed(報告)の頭字語。最重要原則は『各作業にAは唯一1名』で、これにより責任の押し付け合いや空白を防ぐ。Rは複数可、CとAは混同されやすいが、Cは双方向の相談(意見を聞く)、Iは一方向の通知(結果を知らせる)で向きが異なる。実行(R)と説明責任(A)を同一人物が兼ねることもあるが、Aの一意性は崩さない。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『最終責任』『承認』『1作業に1人』とあればA。『実作業の担当』はR、『相談』はC、『通知』はIと割り振る。
覚え方
Aは『当事者として尻を持つAccountable=1人だけ』、Rは『実働Responsibleで何人でも』と人数の有無で対比する。
よくある誤り
RとAの取り違えが頻出。『手を動かす=R』『最終的に責任をとり承認する=A』で区別し、Aは1名限定と覚える。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0140