プロジェクトマネジメント

基本情報技術者試験品質マネジメント」の問題

マネジメント系プロジェクトマネジメント計算問題難易度:normal
あるプロジェクトの品質コストを集計したところ、予防コスト100万円、評価コスト80万円、内部失敗コスト120万円、外部失敗コスト200万円であった。このうち、品質を確保できなかったことで発生する『不適合コスト(失敗コスト)』の合計は何万円か。
180万円であると集計される
500万円
100万円
320万円となる
正解
320万円となる

品質コストは適合コスト(予防+評価)と不適合コスト(内部失敗+外部失敗)に分かれる。不適合コスト(失敗コスト)は品質を確保できず手戻りや欠陥流出で生じる費用で、内部失敗120万円+外部失敗200万円=320万円となる。設問が問うのは失敗コストのみであり、予防・評価は含めない。

?選択肢ごとの解説

ア ×180万円は予防100+評価80=適合コスト(良い品質を作るための費用)であり、不適合コストとは逆の区分である。
イ ×500万円は4種すべての総品質コストで、不適合コストだけを問う設問に対し過大に含めている。
ウ ×100万円は予防コスト単体で、品質確保のための費用の一部にすぎず失敗コストではない。
エ ○品質コストは適合コスト(予防+評価)と不適合コスト(内部失敗+外部失敗)に分かれる。不適合コスト(失敗コスト)は品質を確保できず手戻りや欠陥流出で生じる費用で、内部失敗120万円+外部失敗200万円=320万円となる。設問が問うのは失敗コストのみであり、予防・評価は含めない。

くわしく

品質コスト(COQ)は適合コスト=予防コスト(教育・標準化など欠陥を未然防止)+評価コスト(レビュー・検査で欠陥を発見)、不適合コスト=内部失敗コスト(出荷前の手戻り・廃棄)+外部失敗コスト(出荷後のクレーム・賠償)に整理される。一般に予防・評価への投資を増やすと失敗コストが下がり総COQが最小化される傾向がある。本問は『不適合=失敗=内部+外部』の区分を正しく切り出せるかが核心である。

本番での押さえどころ

試験のコツ

予防・評価=適合(良くするための先行投資)、内部失敗・外部失敗=不適合(失敗の後始末)と二分して覚える。

覚え方

『予防と評価で防ぎ、防げなかった内部・外部の失敗が不適合コスト』と前後の因果で対にして記憶する。

よくある誤り

適合コストと不適合コストの取り違え、および外部失敗だけ/総額を答える誤りが多い。『不適合=内部失敗+外部失敗』で固定する。

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