基本情報技術者試験「スケジュールマネジメント」の問題
アローダイアグラムが、①→A(6日)→②、②→B(4日)→③、①→C(8日)→③で構成され、③が完了点である。Aの費用勾配は2万円/日(最大3日短縮可)、Bは5万円/日(最大2日短縮可)、Cは短縮できないものとする。現在のクリティカルパスはA→B(10日)である。このプロジェクトを8日に短縮するために必要な追加費用の最小値は何万円か。
ア2万
イ5万円
ウ6万円かかる
エ4万円
正解
エ.4万円
現在のクリティカルパスはA→B=10日、もう一方のC=8日。10日を8日にするには2日短縮が必要で、最安はA(2万円/日、最大3日短縮可)。Aを2日短縮するとA→B経路が8日となりC経路8日と一致して両経路が臨界化するが、目標は8日なのでこれで達成。追加費用=2万円×2日=4万円が最小である。
?選択肢ごとの解説
ア ×2万円はAを1日(=9日まで)しか短縮しておらず、目標の8日に届かない。
イ ×5万円はB(5万円/日)を1日短縮するなど、より高い作業を使った非最適な組合せの値である。
ウ ×6万円はAとBを混在させて短縮した(例:A1日+B…)非最適な組合せの値である。
エ ○現在のクリティカルパスはA→B=10日、もう一方のC=8日。10日を8日にするには2日短縮が必要で、最安はA(2万円/日、最大3日短縮可)。Aを2日短縮するとA→B経路が8日となりC経路8日と一致して両経路が臨界化するが、目標は8日なのでこれで達成。追加費用=2万円×2日=4万円が最小である。
✎くわしく
クラッシングでは短縮に伴い別経路が新たにクリティカルになる点に注意する。本問はAを2日短縮した時点でC経路(8日)と並んで臨界化するが、目標が8日のためそこで打ち止めにできる。仮にさらに7日へ短縮するなら、A→B側だけでなくC経路も同時に短縮する必要が生じる。費用勾配最安から充当しつつ並行経路の臨界化を監視するのが要点である。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
クラッシュは『最安作業から目標日数まで』。並行経路が同値になったら以降は両経路同時短縮が必要と意識する。
覚え方
縮めるうちに『二番手の経路が追いついてくる』ことを念頭に、目標でぴたりと止めると覚える。
よくある誤り
短縮で並行経路がクリティカル化する点を見落とし、過剰に短縮して費用を増やす誤りが多い。目標日数とちょうど一致する範囲で止める。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0132