基本情報技術者試験「スケジュールマネジメント」の問題
本来は作業A(5日)→作業B(4日)→作業C(3日)の順に直列で実施し合計12日かかる工程がある。ファストトラッキングにより、BはAと2日重ねて並行着手し、CはBと1日重ねて並行着手できることになった。手戻りは生じないものとするとき、この工程全体の所要日数は何日になるか。
ア8日
イ9日となる
ウ10日(重なり1日分)
エ12日
正解
イ.9日となる
ファストトラッキングは本来順番に行う作業を一部並行させて期間を短縮する技法である。AとBが2日重なり、BとCが1日重なるため、直列合計12日から重複分の3日が差し引かれ、12-3=9日が全体所要となる。
?選択肢ごとの解説
ア ×8日は重なりを2+2など過大に見積もった誤りで、実際の重複は2+1=3日である。
イ ○ファストトラッキングは本来順番に行う作業を一部並行させて期間を短縮する技法である。AとBが2日重なり、BとCが1日重なるため、直列合計12日から重複分の3日が差し引かれ、12-3=9日が全体所要となる。
ウ ×10日はBとCの重なり1日を数え忘れ、AとBの2日のみ短縮した値である。
エ ×12日はファストトラッキングを適用しない直列のままの所要で、並行化を反映していない。
✎くわしく
ファストトラッキングは追加費用をかけずに並行化で短縮する点でクラッシング(費用をかけて短縮)と異なる。ただし依存関係を無理に重ねるため手戻りや品質リスクが増す副作用がある。本問は手戻りなしの前提だが、実務では重ね幅とリスクのバランスを評価する必要がある。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
ファストトラッキングの短縮日数は『重ねた日数の総和』。直列合計から差し引く。
覚え方
ファストトラッキングは『線路を並べて同時走行』、重ねた分だけ早く着くとイメージする。
よくある誤り
重なり日数を二重に数える、あるいは一部の重なりを数え忘れる誤りが多い。短縮日数=各重複日数の合計である。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0127