基本情報技術者試験「スケジュールマネジメント」の問題
クリティカルパスが作業P→Q→Rで構成され、各作業の費用勾配と短縮可能日数は、Pが3万円/日(最大2日短縮可)、Qが6万円/日(最大1日短縮可)、Rが2万円/日(最大3日短縮可)である。他の経路には十分な余裕があるとする。このクリティカルパスを合計2日短縮するために必要な追加費用の最小値は何万円か。
ア4万円
イ6万
ウ8万円かかってしまう
エ12万
正解
ア.4万円
クラッシングでは費用勾配が小さい作業から優先して短縮する。最安はR(2万円/日)で最大3日短縮可能なため、必要な2日をすべてRで賄える。追加費用は2万円/日×2日=4万円が最小値となる。
?選択肢ごとの解説
ア ○クラッシングでは費用勾配が小さい作業から優先して短縮する。最安はR(2万円/日)で最大3日短縮可能なため、必要な2日をすべてRで賄える。追加費用は2万円/日×2日=4万円が最小値となる。
イ ×6万円は最安Rを使わずQ(6万円/日)で1日など高い作業を含めた場合の値である。
ウ ×8万円はP(3万円/日)を2日短縮(3×2+α)するなど安い順を守らなかった場合の値である。
エ ×12万円は最も高いQ等を中心に短縮した非最適な組合せの値である。
✎くわしく
日程短縮の最小費用化は、クリティカルパス上で費用勾配の小さい作業から短縮上限まで使う貪欲法で求まる。ただし短縮により別経路がクリティカルになると、以降はその新クリティカルパスも同時に短縮する必要が生じる。本問は他経路に余裕が十分あるため単純に最安作業のみで完結する。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
クラッシュ最小費用は『費用勾配の昇順に上限まで充当』。並行経路の臨界化にも注意する。
覚え方
安い作業から順に縮める『バーゲン優先』で総額を最小化すると覚える。
よくある誤り
短縮可能日数の上限を無視して安い作業に過大に割り当てる誤りや、勾配の大小判断を取り違える誤りが多い。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0125