基本情報技術者試験「スケジュールマネジメント」の問題
アローダイアグラムが、①→A(2日)→②、②→B(3日)→④、②→C(1日)→④、④→D(2日)→⑤で構成され、BとCは②④間を並行、Dは④(BとCの双方完了)以降に開始する。①開始・⑤完了とするとき、作業Cのフリーフロート(後続作業の最早開始を遅らせない範囲の余裕)は何日か。
ア1日
イ2日の余裕
ウ3日(後続を遅らせる)
エ0日
正解
イ.2日の余裕
フリーフロートは、後続作業の最早開始時刻を遅らせない範囲で当該作業を遅らせられる余裕である。④の最早結合点時刻はB経由(2+3=5)とC経由(2+1=3)の大きい方で5日。Cの最早完了は3日なので、5-3=2日まではDの最早開始(5日)に影響を与えずCを遅らせられる。
?選択肢ごとの解説
ア ×1日はC自身の所要1日を余裕と取り違えた誤りである。
イ ○フリーフロートは、後続作業の最早開始時刻を遅らせない範囲で当該作業を遅らせられる余裕である。④の最早結合点時刻はB経由(2+3=5)とC経由(2+1=3)の大きい方で5日。Cの最早完了は3日なので、5-3=2日まではDの最早開始(5日)に影響を与えずCを遅らせられる。
ウ ×3日はB(3日)の所要を余裕と混同した誤りで、フリーフロートは後続結合点の最早時刻との差で求める。
エ ×0日はCをクリティカルパス上と誤認した場合の値で、本経路でCには余裕が存在する。
✎くわしく
フリーフロート=(後続結合点の最早時刻)-(当該作業の最早完了)で求める。トータルフロートが『プロジェクト全体を遅らせない範囲』なのに対し、フリーフロートは『直後の作業を遅らせない範囲』とより厳しく、常にフリーフロート≦トータルフロートとなる。本問は④で合流するため、最早が後続基準となりCの自由な余裕が算出できる。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
フリーフロート=後続結合点の最早時刻-当該作業の最早完了。最早同士で引くと覚える。
覚え方
フリー(自由)フロートは『次の人を待たせない範囲で自由にサボれる日数』とイメージする。
よくある誤り
フリーフロートで後続結合点の『最遅』時刻を使う誤りが多い。フリーは『最早』、トータルは『最遅』を用いる点を区別する。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0123