プロジェクトマネジメント

基本情報技術者試験スケジュールマネジメント」の問題

マネジメント系プロジェクトマネジメント計算問題難易度:normal
アローダイアグラムが、①→A(2日)→②、②→B(4日)→③、②→C(6日)→③、③→D(3日)→④で構成され、BとCは②③間を並行、Dは③以降に開始、①開始・④完了とする。クリティカルパスはA→C→Dで全体11日である。このとき作業Bのトータルフロート(全余裕)は何日か。
2日(余裕)
3日
4日間の余裕がある
0日
正解
2日(余裕)

トータルフロートは作業を最も早く始めた場合の最早完了と、プロジェクト全体を遅らせない範囲での最遅完了との差である。Bの最早完了EF=2+4=6日、③の最遅結合点時刻LT=11-3=8日がBの最遅完了。したがって8-6=2日が全体に影響を与えずBを遅らせられる余裕である。

?選択肢ごとの解説

ア ○トータルフロートは作業を最も早く始めた場合の最早完了と、プロジェクト全体を遅らせない範囲での最遅完了との差である。Bの最早完了EF=2+4=6日、③の最遅結合点時刻LT=11-3=8日がBの最遅完了。したがって8-6=2日が全体に影響を与えずBを遅らせられる余裕である。
イ ×3日はD(3日)の所要を余裕と取り違えた誤りで、フロートは完了時刻の差で求める。
ウ ×4日はB自身の所要4日を余裕と混同した誤りである。
エ ×0日はBをクリティカルパス上の作業と誤認した場合の値で、CP上はC・Dであり余裕ゼロはそちらである。

くわしく

トータルフロート=最遅開始-最早開始=最遅完了-最早完了で求められる。本問では③でC経由が律速するためBには差が生じる。クリティカルパス上の作業はトータルフロートが必ず0となり、これが経路判定の根拠にもなる。フリーフロート(後続を遅らせない範囲の余裕)はトータルフロート以下であり両者の区別が頻出論点である。

本番での押さえどころ

試験のコツ

トータルフロート=(後続結合点の最遅時刻)-(当該作業の最早完了)で計算すると速い。

覚え方

トータル(全体)フロートは『全体を遅らせない範囲でサボれる日数』とイメージする。

よくある誤り

所要時間そのものを余裕と取り違える誤りが多い。フロートはあくまで開始/完了の時刻差で算出する。

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