サービスマネジメント

基本情報技術者試験バックアップ運用」の問題

マネジメント系サービスマネジメント難易度:normal
日次のフルバックアップを取得し、最新を含めて直近3世代分の媒体を常に保持し、最も古い世代の媒体を上書きして使い回す方式で運用する。この『最古の世代を上書きして循環利用する』世代管理方式を一般に何と呼ぶか。
差分取得方式
祖父・父・子方式
増分バックアップ方式
フルバックアップ単独方式
正解
祖父・父・子方式

祖父・父・子方式は、世代の異なるバックアップ媒体を複数(典型的には三世代)保持し、新しいバックアップを取るたびに最も古い世代の媒体を上書きして使い回す世代管理の方式である。設問の『最古の世代を上書きして循環利用する』運用に合致する。

?選択肢ごとの解説

ア ×差分取得方式は前回フルバックアップ以降の変更分を取得する取得方法に関する区分であり、媒体を世代で循環利用する管理方式そのものを指すものではない。
イ ○祖父・父・子方式は、世代の異なるバックアップ媒体を複数(典型的には三世代)保持し、新しいバックアップを取るたびに最も古い世代の媒体を上書きして使い回す世代管理の方式である。設問の『最古の世代を上書きして循環利用する』運用に合致する。
ウ ×増分バックアップ方式は前回バックアップ以降の変更分のみを取得する取得方法の区分であり、世代媒体の循環利用方式ではない。
エ ×フルバックアップ単独方式は毎回全データを取得する取得方法を指すもので、複数世代を循環利用する管理方式を表す名称ではない。

くわしく

設問は『何をどう取るか(取得方法)』と『どの媒体をどう保持・循環させるか(世代管理)』という二つの軸を切り分ける問題である。差分・増分・フルは前者の取得方法の区分、祖父・父・子は後者の媒体世代管理の方式。三世代を保持することで、最新が破損しても一つ前・二つ前へさかのぼって復元できる冗長性が得られる点が祖父・父・子方式の狙いである。

本番での押さえどころ

試験のコツ

『複数世代を保持し最古を上書きして循環』とあれば祖父・父・子方式、『変更分だけ取る』なら差分・増分と判断する。

覚え方

祖父・父・子=三世代がいて『一番古い祖父から順に席を譲って循環』とイメージで覚える。

よくある誤り

差分・増分といった取得方法の名称と、祖父・父・子という世代管理方式を混同しやすい。問われているのが取得方法か世代管理かを読み分ける。

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