基本情報技術者試験「進捗管理」の問題
プロジェクトの進捗管理で、横軸に時間、縦軸に予定と実績の累積コストや累積出来高をとって曲線で描き、計画線と実績線の乖離から進捗やコストの傾向を視覚的に把握する図はどれか。
アPERT図
イトレンドチャート
ウWBS
エ責任分担を示すRACIチャート
正解
イ.トレンドチャート
トレンドチャートは、横軸に時間、縦軸に累積コストや累積出来高をとり、計画曲線と実績曲線を重ねて描く。両線の乖離を時系列で追うことで、進捗の遅れやコストの傾向を視覚的に早期把握できる。設問の『時間軸で予定線と実績線の乖離から傾向を把握』に合致する。
?選択肢ごとの解説
ア ×PERT図は作業の前後関係をネットワークで表し所要時間や経路を分析する図であり、累積曲線の傾向を示す図ではない。
イ ○トレンドチャートは、横軸に時間、縦軸に累積コストや累積出来高をとり、計画曲線と実績曲線を重ねて描く。両線の乖離を時系列で追うことで、進捗の遅れやコストの傾向を視覚的に早期把握できる。設問の『時間軸で予定線と実績線の乖離から傾向を把握』に合致する。
ウ ×WBSは作業を成果物単位で階層分解して整理する技法であり、時間軸上の進捗傾向を表すものではない。
エ ×RACIチャートは作業ごとの責任分担を整理する表であり、進捗やコストの累積傾向を示す図ではない。
✎くわしく
進捗・コストの把握ツールは表現対象で分かれる。トレンドチャートは『時間に対する累積の傾向』、PERT図は『作業の依存関係』、WBSは『作業の構成』、RACIは『責任の所在』を表す。トレンドチャートはEVMのPV・EV・AC曲線を重ねるとSV・CVの傾向も読め、計画線との差から将来の着地を予測できる点が進捗管理に有効である。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『横軸=時間、縦軸=累積』『計画線と実績線の乖離』『傾向』とあればトレンドチャートと判断する。
覚え方
トレンド=『傾向』。時間とともに線がどちらへ傾くかを追う図と覚える。
よくある誤り
進捗を扱う図としてガントチャートやPERT図と混同しがちだが、累積値の曲線で『傾向』を示すのがトレンドチャートである。
プロジェクトマネジメントの他の問題
プロジェクトマネジメントにおいて、プロジェクトの作業を成果物単位で階層的に分解し、管理可能な大きさの作業(ワークパッケージ)…あるプロジェクトの作業を表すアローダイアグラムにおいて、作業A(3日)→作業C(4日)、作業B(5日)→作業C(4日)の順に…あるプロジェクトの進捗をEVMで評価したところ、ある時点でPV=400万円、EV=320万円、AC=360万円であった。この…プロジェクトで識別したリスクへの対応として、リスクが顕在化した場合の責任や影響の一部を保険契約や外部委託によって第三者へ移す…プロジェクトマネジメントの知識エリアにおいて、プロジェクトの各要素(範囲・日程・コスト・品質など)を矛盾なく調和させ、変更要…プロジェクトの実行中に、正式な変更管理の手続を経ないまま、依頼や追加要望が少しずつ取り込まれて作業範囲が当初計画より膨らんで…
この問題を、AIの8-ways解説つきで。
無料ではじめる →基本情報技術者試験の演習を、一問ごとに「なぜ」まで。まずは無料で。
ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0036