基本情報技術者試験「見積技法」の問題
ある作業の所要日数を三点見積りで評価したところ、楽観値が4日、最可能値が10日、悲観値が22日であった。PERTのベータ分布による期待所要日数は何日か。
ア12日間に相当する
イ11日と求まる
ウ10日
エ13日に決まる
正解
イ.11日と求まる
PERTの期待所要時間はベータ分布を仮定し、(楽観値o+4×最可能値m+悲観値p)/6で求める。本問では(4+4×10+22)/6=(4+40+22)/6=66/6=11日となる。最可能値に重み4を置く加重平均である点が公式の要である。
?選択肢ごとの解説
ア ×12日は分子の合計や重みを取り違えた場合に生じる誤りで、(4+40+22)/6=11が正しい。
イ ○PERTの期待所要時間はベータ分布を仮定し、(楽観値o+4×最可能値m+悲観値p)/6で求める。本問では(4+4×10+22)/6=(4+40+22)/6=66/6=11日となる。最可能値に重み4を置く加重平均である点が公式の要である。
ウ ×10日は最可能値mをそのまま期待値としてしまった誤りで、楽観値・悲観値の寄与を反映していない。
エ ×13日は単純平均(4+10+22)/3=12付近や重みの誤適用から生じる過大な誤りである。
✎くわしく
三点見積りは不確実性を楽観・最可能・悲観の3値で表現し、最可能値に重み4を与えるベータ分布近似で期待値を出す。単純な算術平均(o+m+p)/3とは異なり、最頻側に寄った推定になる。本問は悲観値22が突出しているため期待値は最可能値10より右に寄り11日となる。標準偏差は(p-o)/6=(22-4)/6=3日で見積りのばらつきも評価できる。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
三点見積りは『最可能値だけ4倍、合計を6で割る』と手順を固定して計算する。
覚え方
分母6=『1+4+1』。楽観1・最可能4・悲観1の重みの合計と覚える。
よくある誤り
重み4を付け忘れて単純平均にする誤りや、最可能値をそのまま期待値とする誤りが多い。公式(o+4m+p)/6を正確に適用する。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0031