基本情報技術者試験「品質管理」の問題
品質問題の分析において、ある結果(特性)を引き起こす要因を、大骨・小骨のように魚の骨状に体系立てて整理し、原因を漏れなく洗い出すために用いる図はどれか。
アヒストグラム
イ管理図
ウ散布図
エ特性要因図
正解
エ.特性要因図
特性要因図(フィッシュボーン図、石川ダイアグラム)は、解決したい結果(特性)を魚の頭に置き、要因を大骨・中骨・小骨として枝分かれさせて体系的に整理する。原因をカテゴリごとに漏れなく洗い出せる点が、設問の『魚の骨状に要因を整理』に合致する。
?選択肢ごとの解説
ア ×ヒストグラムはデータの分布を区間別の度数で柱状に表す図であり、要因を体系化して洗い出す図ではない。
イ ×管理図は時系列データを管理限界とともに監視し工程の安定性を判定する図であり、原因の網羅的整理が目的ではない。
ウ ×散布図は二変量の相関を点で把握する図であり、要因を骨状に枝分かれさせるものではない。
エ ○特性要因図(フィッシュボーン図、石川ダイアグラム)は、解決したい結果(特性)を魚の頭に置き、要因を大骨・中骨・小骨として枝分かれさせて体系的に整理する。原因をカテゴリごとに漏れなく洗い出せる点が、設問の『魚の骨状に要因を整理』に合致する。
✎くわしく
特性要因図は原因の『発散的な洗い出し』に強く、しばしばブレーンストーミングと併用される。ヒストグラムは『分布の形』、管理図は『時間的なばらつき』、散布図は『二量の関係』を扱い、いずれもデータの数量的把握が中心である。特性要因図だけが定性的な原因展開を担う点で性格が異なる。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『魚の骨』『大骨・小骨』『要因の洗い出し』とあれば特性要因図と即断する。
覚え方
特性要因図=魚の骨。頭が結果、骨が原因と図の形そのもので覚える。
よくある誤り
パレート図と並んで原因分析に使われるため両者を混同しがちだが、特性要因図は順位づけをせず要因を構造的に列挙する点が異なる。
プロジェクトマネジメントの他の問題
プロジェクトマネジメントにおいて、プロジェクトの作業を成果物単位で階層的に分解し、管理可能な大きさの作業(ワークパッケージ)…あるプロジェクトの作業を表すアローダイアグラムにおいて、作業A(3日)→作業C(4日)、作業B(5日)→作業C(4日)の順に…あるプロジェクトの進捗をEVMで評価したところ、ある時点でPV=400万円、EV=320万円、AC=360万円であった。この…プロジェクトで識別したリスクへの対応として、リスクが顕在化した場合の責任や影響の一部を保険契約や外部委託によって第三者へ移す…プロジェクトマネジメントの知識エリアにおいて、プロジェクトの各要素(範囲・日程・コスト・品質など)を矛盾なく調和させ、変更要…プロジェクトの実行中に、正式な変更管理の手続を経ないまま、依頼や追加要望が少しずつ取り込まれて作業範囲が当初計画より膨らんで…
この問題を、AIの8-ways解説つきで。
無料ではじめる →基本情報技術者試験の演習を、一問ごとに「なぜ」まで。まずは無料で。
ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0029