基本情報技術者試験「見積技法」の問題
新規プロジェクトの規模見積りにあたり、過去に実施した類似プロジェクトの実績規模や工数を基にして、相違点を勘案しながら全体の規模を概算する技法はどれか。
ア類推見積り
イファンクションポイント法
ウLOC法
エ三点見積り
正解
ア.類推見積り
類推見積り(トップダウン見積り)は、過去の類似プロジェクトの実績規模や工数を出発点とし、今回との相違点を調整して全体を概算する技法である。詳細が固まらない初期段階で用いられることが多く、設問の『類似実績を基に相違点を勘案』に合致する。
?選択肢ごとの解説
ア ○類推見積り(トップダウン見積り)は、過去の類似プロジェクトの実績規模や工数を出発点とし、今回との相違点を調整して全体を概算する技法である。詳細が固まらない初期段階で用いられることが多く、設問の『類似実績を基に相違点を勘案』に合致する。
イ ×ファンクションポイント法は機能の種類と数から論理的に規模を算定する技法で、過去の類似実績を基準にする方法ではない。
ウ ×LOC法(プログラムステップ法)は予想されるソースコードの行数から規模を見積もる技法で、類似プロジェクト実績の流用とは異なる。
エ ×三点見積りは楽観値・最可能値・悲観値の3値から期待値を算出する技法で、過去実績の類推とは発想が異なる。
✎くわしく
見積技法は基準の置き方で分類できる。類推は『過去の似た案件』、ファンクションポイントは『機能量』、プログラムステップは『行数』、三点見積りは『不確実性を3値で平均』を基準とする。類推はトップダウンで早期向き、FPやステップ法はボトムアップで詳細が要る点を対比すると区別しやすい。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『過去の類似プロジェクト』『実績を基に』とあれば類推見積りと即断する。
覚え方
類推=『似たものから推し量る』。過去の似た案件をなぞるイメージで覚える。
よくある誤り
類推見積りとパラメトリック(FP法等)を混同しがち。類推は過去案件そのものを参照し、パラメトリックは規模因子と単価の数式で算出する点が異なる。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0027