基本情報技術者試験「トレーサビリティ」の問題
部品を必要な分だけ調達するジャストインタイムとは目的が異なり、食品や製品について、原材料の調達から生産・加工・流通・販売に至る過程の履歴を記録し、いつでも追跡・遡及できるようにする仕組みを表す用語はどれか。
アトレーサビリティ
イ地理情報システム(GIS)
ウスマートグリッド
エジャストインタイム
正解
ア.トレーサビリティ
トレーサビリティは『追跡(トレース)可能性』を意味し、原材料の調達から生産・加工・流通・販売まで各段階の履歴を記録して、製品から遡って経路をたどれるようにする仕組みである。題幹の『履歴を記録し追跡・遡及できる』に一致する。
?選択肢ごとの解説
ア ○トレーサビリティは『追跡(トレース)可能性』を意味し、原材料の調達から生産・加工・流通・販売まで各段階の履歴を記録して、製品から遡って経路をたどれるようにする仕組みである。題幹の『履歴を記録し追跡・遡及できる』に一致する。
イ ×GIS(地理情報システム)は地図データ上に各種情報を重ねて分析・可視化する仕組みで、履歴の追跡を主目的とするトレーサビリティとは異なる。
ウ ×スマートグリッドは電力の需給を双方向通信で最適制御する次世代送電網で、製品履歴の追跡とは分野が異なる。
エ ×ジャストインタイムは必要な物を必要な時に必要なだけ調達する生産方式で、履歴の遡及を行う仕組みではない。
✎くわしく
トレーサビリティは、製品から原材料へさかのぼる『トレースバック』と、原材料から製品の行き先をたどる『トレースフォワード』の両方向を含む。RFIDやバーコード、ロット管理と結びつき、食品の産地偽装防止やリコール時の迅速な回収範囲特定に活用される。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『履歴の記録』『調達から販売まで』『追跡・遡及』が出たらトレーサビリティ。地図ならGIS、電力ならスマートグリッド。
覚え方
『トレース=たどる。来た道を記録して逆にたどれる』と追跡のイメージで覚える。
よくある誤り
トレーサビリティを『品質検査そのもの』と捉える。検査ではなく、各工程の履歴を記録し後から追跡・遡及できる仕組みである点が要点。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a1-0153