基本情報技術者試験「電子商取引」の問題
インターネット販売において、販売数量の少ない多数のニッチ商品の売上合計が、少数の人気商品の売上に匹敵する規模となる現象を表す用語はどれか。
アパレートの法則
イネットワーク外部性
ウロングテール
エファーストムーバーアドバンテージ
正解
ウ.ロングテール
ロングテールは、売上を販売数量順に並べたグラフの長く伸びる尾(テール)部分、すなわち多数のニッチ商品の売上合計が、ヘッド部分の人気商品に匹敵する現象を指す。在庫制約のないネット販売で顕著となる。
?選択肢ごとの解説
ア ×パレートの法則は上位少数が全体の大半を占める集中の法則で、ロングテールはその逆に裾野の重要性に着目する。
イ ×ネットワーク外部性は利用者数が増えるほど価値が高まる効果で、商品の売上分布とは無関係。
ウ ○ロングテールは、売上を販売数量順に並べたグラフの長く伸びる尾(テール)部分、すなわち多数のニッチ商品の売上合計が、ヘッド部分の人気商品に匹敵する現象を指す。在庫制約のないネット販売で顕著となる。
エ ×ファーストムーバーアドバンテージは先行参入による優位で、ニッチ商品の売上総和とは別概念。
✎くわしく
ロングテールは物理店舗の棚制約から解放されたEC特有の収益構造を説明する。検索やレコメンドが尾の部分の発見を促し、多品種少量の集積がプラットフォームの強みとなる。パレートの法則と対比して理解すると整理しやすい。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『ニッチ商品の合計』『裾野』が出たらロングテール、『上位2割で8割』が出たらパレート。
覚え方
『長い尻尾(テール)に塵も積もれば山』とニッチの積み上げをイメージする。
よくある誤り
パレートの法則と混同する。パレートは『集中』、ロングテールは『分散した尾の集積』と正反対の着眼点である。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a1-0009