基本情報技術者試験「電子マネー」の問題
あらかじめ現金をチャージしておき、店頭で非接触ICカードをかざして代金を支払う方式の電子マネーの特徴として、適切なものはどれか。
ア利用代金は後日まとめて銀行口座から引き落とされ、与信審査を経て発行される。
イ預金口座から代金がその場で即時に引き落とされ、入金を先にしておく必要がない。
ウ利用のたびに紙の伝票へ署名し、月末に現金で精算する仕組みである。
エ前もって入金した金額の範囲で代金を払い、ICチップとの近距離無線通信で素早く処理する。
正解
エ.前もって入金した金額の範囲で代金を払い、ICチップとの近距離無線通信で素早く処理する。
前払式(プリペイド型)の電子マネーは、利用者があらかじめ入金(チャージ)した残高の範囲内で支払い、カードのICチップと読取機が非接触で交信して短時間に決済する。題幹の『事前チャージ』『非接触ICで支払う』に一致する。
?選択肢ごとの解説
ア ×後日まとめて口座から引き落とし与信審査を伴うのはクレジットカード(後払い)の特徴で、本問とは決済時点が異なる。
イ ×代金がその場で即時に口座から引き落とされるのはデビットカードの仕組みで、先に入金しておく本問とは異なる。
ウ ×紙の伝票に署名し月末に現金精算する運用は電子的決済ではなく、非接触で完結する本問と矛盾する。
エ ○前払式(プリペイド型)の電子マネーは、利用者があらかじめ入金(チャージ)した残高の範囲内で支払い、カードのICチップと読取機が非接触で交信して短時間に決済する。題幹の『事前チャージ』『非接触ICで支払う』に一致する。
✎くわしく
電子マネーは支払時点で前払い(プリペイド)・即時払い(デビット)・後払い(ポストペイ)に分類できる。多くの交通系・流通系電子マネーは非接触ICカード(FeliCaなどNFC技術)を用い、改札やレジでの高速処理を実現する。決済時点の違いを軸に種類を整理すると判別しやすい。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『事前チャージ』『残高の範囲内』『非接触ICでかざす』が揃えば前払式電子マネー。与信・後日引落しならクレジットを疑う。
覚え方
『チャージしてから使う=前払い、かざして一瞬=非接触IC』と入金順と動作で覚える。
よくある誤り
電子マネーをすべて『後払い』と思い込む。チャージして使う前払式、口座即時のデビット、後日精算のクレジットを決済時点で区別する。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a1-0152