技術戦略マネジメント

基本情報技術者試験オープンイノベーション」の問題

ストラテジ系技術戦略マネジメント難易度:normal
社内で完結させるクローズドイノベーションとは対照的に、他社や大学などの外部の知識・技術を積極的に取り込み、また自社技術を外部に提供することで革新を加速する考え方はどれか。
クローズドイノベーション
オープンイノベーション
デファクトスタンダード戦略
防衛的特許戦略
正解
オープンイノベーション

オープンイノベーションは、自前主義にこだわらず、他社・大学・スタートアップなど外部の技術やアイデアを取り込み、同時に自社の技術も外部へライセンスや提供して革新を加速する考え方である。題幹の『外部の取り込みと自社技術の提供の双方向』が定義に一致する。

?選択肢ごとの解説

ア ×クローズドイノベーションは研究開発から製品化まで社内で完結させる自前主義であり、外部資源を活用する考え方と正反対である。
イ ○オープンイノベーションは、自前主義にこだわらず、他社・大学・スタートアップなど外部の技術やアイデアを取り込み、同時に自社の技術も外部へライセンスや提供して革新を加速する考え方である。題幹の『外部の取り込みと自社技術の提供の双方向』が定義に一致する。
ウ ×デファクトスタンダード戦略は自社方式を業界の事実上の標準に押し上げる戦略で、外部知識の取り込みとは目的が異なる。
エ ×防衛的特許戦略は特許で自社技術を囲い込み他社の利用を排除する閉じた戦略で、外部と協働する方向とは逆である。

くわしく

オープンイノベーションはチェスブロウが提唱し、技術の流入(インバウンド)と流出(アウトバウンド)の双方向を重視する。M&A・アライアンス・産学連携・標準化・知財ライセンスなどを組み合わせ、開発スピードとコスト効率を高める。自社の強みを核にしつつ外部資源で補完する設計が鍵となる。

本番での押さえどころ

試験のコツ

『外部の知識・技術の活用』『自前主義からの脱却』『双方向』が出たらオープンイノベーション。社内完結ならクローズド。

覚え方

『オープン=門を開いて出入り自由。技術が双方向に流れる』とイメージで覚える。

よくある誤り

『外部から取り込むだけ』と一方向に捉える。自社技術を外部へ出す流出側も含む双方向の概念である点を押さえる。

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