基本情報技術者試験「技術経営の障壁」の問題
技術開発から事業化に至る過程で複数の障壁があるとされるが、市場での生存競争を指すダーウィンの海より前、基礎研究の成果が製品開発段階へ移行できずに停滞する最初の障壁を表す用語はどれか。
ア死の谷
イダーウィンの海
ウキャズム
エ魔の川
正解
エ.魔の川
魔の川(デビルリバー)は、基礎研究の成果を実用化に向けた製品開発へ橋渡しできずに停滞する、技術経営における最初の障壁を指す。研究→開発の段階に位置し、題幹の『最初の障壁』に一致する。
?選択肢ごとの解説
ア ×死の谷は開発した技術・製品が事業化して採算に乗るまでに資金や資源が不足し越えられない、開発→事業化段階の障壁である。
イ ×ダーウィンの海は事業化した後に市場で競合との激しい生存競争に直面する、事業化→市場段階の障壁である。
ウ ×キャズムは初期市場と主流市場の間の普及の溝で、技術経営の3つの障壁とは別系統(普及段階)の概念である。
エ ○魔の川(デビルリバー)は、基礎研究の成果を実用化に向けた製品開発へ橋渡しできずに停滞する、技術経営における最初の障壁を指す。研究→開発の段階に位置し、題幹の『最初の障壁』に一致する。
✎くわしく
技術が市場で成功するまでには、研究→開発の間の『魔の川』、開発→事業化の間の『死の谷』、事業化→市場での生存をめぐる『ダーウィンの海』という3段階の障壁があるとされる。順序を押さえ、各障壁がどの段階間にあるかを区別することが頻出ポイントである。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『研究→開発』なら魔の川、『開発→事業化(資金不足)』なら死の谷、『市場での競争』ならダーウィンの海。段階間の位置で判定する。
覚え方
『川を渡り(魔の川)、谷を越え(死の谷)、海を泳ぐ(ダーウィンの海)』と地形を段階順に並べて覚える。
よくある誤り
魔の川と死の谷の順序や位置を逆に覚える。研究の出口=魔の川、事業化の手前=死の谷、市場での競争=ダーウィンの海、と段階で固定する。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a1-0148