基本情報技術者試験「情報倫理とコンプライアンス」の問題
従業員のSNS利用に関する情報倫理・コンプライアンスの観点から、最も適切な行動はどれか。
ア勤務時間外に私的なアカウントから行う投稿でありさえすれば、業務上知り得た顧客の情報を実名を付して公開しても問題ない。
イ社外秘の開発中製品の写真でも、面白ければ自分のSNSに自由に投稿してよい。
ウ業務上知り得た機密情報や個人情報をSNSに投稿せず、社内ルールに従って情報を取り扱う。
エ発信元が不明な噂でも、拡散すれば話題になるため真偽を確かめず積極的に共有する。
正解
ウ.業務上知り得た機密情報や個人情報をSNSに投稿せず、社内ルールに従って情報を取り扱う。
情報倫理とコンプライアンスの観点では、業務上知り得た機密情報や個人情報を私的なSNSに投稿せず、組織が定めた情報取扱いルール(秘密保持・個人情報保護)に従って行動することが求められる。題幹の選択肢はこの基本姿勢に合致する。
?選択肢ごとの解説
ア ×勤務時間外でも業務上の顧客情報を実名公開する行為は守秘義務・個人情報保護に反し、私的投稿だから許されるわけではない。
イ ×社外秘の開発中製品の写真を投稿する行為は営業秘密の漏えいに当たり、面白さは正当化の理由にならない。
ウ ○情報倫理とコンプライアンスの観点では、業務上知り得た機密情報や個人情報を私的なSNSに投稿せず、組織が定めた情報取扱いルール(秘密保持・個人情報保護)に従って行動することが求められる。題幹の選択肢はこの基本姿勢に合致する。
エ ×真偽不明の情報を確かめずに拡散する行為は誤情報の流布や名誉毀損につながり、情報倫理に反する。
✎くわしく
SNSは私的な場であっても、業務上の機密・個人情報の漏えいや不確かな情報の拡散は法的責任(守秘義務違反・名誉毀損・不正競争防止法上の営業秘密侵害等)や組織の信用失墜を招く。コンプライアンスは法令遵守にとどまらず、倫理・社会的規範に沿った行動を含む点を理解することが重要である。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『業務上知り得た情報を私的に出してよいか』が問われたら、原則として漏らさない・ルールに従うが正解。
覚え方
『私的でも業務の情報は持ち出さない』と公私の線引きを徹底する。
よくある誤り
『勤務時間外・私的アカウントなら何を書いても自由』と考える。職務上知った情報の取扱い責任は時間外でも消えない。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a1-0119