法務

基本情報技術者試験私的使用のための複製」の問題

ストラテジ系法務難易度:normal
著作権法における私的使用のための複製に関する記述として、適切なものはどれか。
個人や家庭内など限られた範囲での使用を目的とするのであれば、複製したものをその後に不特定多数の第三者へ販売してもよい。
私的使用が目的であっても、複製には常に著作権者の事前の許諾が必要である。
会社の業務で各部署に配布するための複製も、組織内なら私的使用に含まれる。
個人的または家庭内その他これに準ずる限られた範囲での使用を目的とする場合は、原則として複製できる。
正解
個人的または家庭内その他これに準ずる限られた範囲での使用を目的とする場合は、原則として複製できる。

著作権法は、個人的または家庭内その他これに準ずる限られた範囲内で使用することを目的とする場合、使用する者が複製できると定める。題幹のエはこの私的複製の規定をそのまま述べており適切である。

?選択肢ごとの解説

ア ×私的使用目的で作った複製物を権利者の許諾なく不特定多数へ販売することはできず、目的外使用として侵害となるため誤り。
イ ×私的使用のための複製は権利制限規定であり、要件を満たせば許諾なく複製できる。常に許諾が必要とする点が誤り。
ウ ×企業内で業務のために配布する複製は『私的使用』に当たらず、限られた範囲の使用とは認められないため誤り。
エ ○著作権法は、個人的または家庭内その他これに準ずる限られた範囲内で使用することを目的とする場合、使用する者が複製できると定める。題幹のエはこの私的複製の規定をそのまま述べており適切である。

くわしく

私的複製は著作権の権利制限の一つだが、コピープロテクト回避による複製や違法配信と知りつつのダウンロードは私的使用でも認められないなど、近年は例外の例外が拡大している。範囲は『家庭内その他これに準ずる』に限定され、企業内利用は含まれない点が重要である。

本番での押さえどころ

試験のコツ

『個人・家庭内その他これに準ずる限られた範囲』が私的複製の核。企業内配布・販売目的が出たら誤りを疑う。

覚え方

『私的=家の中まで。会社・販売はアウト』と境界線で覚える。

よくある誤り

『自分が使うなら何でもコピーしてよい』『社内利用なら私的使用』と拡大解釈する。範囲は家庭内程度に限られ、企業内は対象外。

法務の他の問題

この問題を、AIの8-ways解説つきで。

基本情報技術者試験の演習を、一問ごとに「なぜ」まで。まずは無料で。

無料ではじめる →

ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a1-0099

【基本情報技術者試験】私的使用のための複製の問題 — 解答・解説|ukamiru 過去問