アルゴリズムとプログラミング

基本情報技術者試験配列/集計」の問題

アルゴリズムとプログラミングアルゴリズムとプログラミング計算問題難易度:normal
次の手続 total は、整数型の配列 arr の全要素の合計を返すことを意図している。for ループは添字 1 から要素数まで全要素を加算する。arr = {37, 12, 58, 29}(要素数 4、添字は 1 から)のとき正しく 136 を返すよう、空欄 [ a ] に入れる初期化として適切なものはどれか。
○整数型: total(整数型の配列: arr)
  整数型: [ a ]
  整数型: i
  for (i を 1 から arrの要素数 まで 1 ずつ増やす)
    s ← s + arr[i]
  endfor
  return s
s ← arr[1]
s ← 0
s ← arr[1] + arr[2]
s ← arr[arrの要素数]
正解
s ← 0

for ループが arr[1] から arr[要素数] まで全要素を加えるので、初期値は 0 にする必要がある。s ← 0 から 37+12+58+29=136 となるため イが正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ×s ← arr[1] = 37 で始めると arr[1] がループ内でも再度加算され二重計上となり、37+136=173 となる誤りである。
イ ○for ループが arr[1] から arr[要素数] まで全要素を加えるので、初期値は 0 にする必要がある。s ← 0 から 37+12+58+29=136 となるため イが正しい。
ウ ×s ← arr[1] + arr[2] = 49 で始めると先頭 2 要素を二重計上し 49+136=185 となる誤りである。
エ ×s ← arr[arrの要素数] = arr[4] = 29 で始めると末尾要素を二重計上し 29+136=165 となる誤りである。

くわしく

全要素を走査して加算するループでは、初期値を 0 にしないと一部の要素が二重に加算される。加算の単位元は 0 である点が核心である。

本番での押さえどころ

試験のコツ

ループの開始添字が 1(全要素を加える)なら初期値は 0、開始が 2 なら初期値を arr[1] にする、と対応づける。

覚え方

『足し算の出発点は 0』と暗記する。

よくある誤り

初期値を先頭要素にしてしまい、その要素を二重に数えるミスが多い(ループ開始を 2 からにしていれば正しいが、本問は 1 から走査する)。

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