アルゴリズムとプログラミング

基本情報技術者試験配列/操作」の問題

アルゴリズムとプログラミングアルゴリズムとプログラミング計算問題難易度:normal
次の手続 rotateLeft は、配列 arr を左へ 1 つ巡回させた新しい配列 out を返すことを意図している。arr = {1, 2, 3, 4}(要素数 4、添字は 1 から)のとき out = {2, 3, 4, 1} となるよう、空欄 [ a ] に入れる式として適切なものはどれか。先頭以外の各位置には元の 1 つ後ろの要素が入る。
○整数型の配列: rotateLeft(整数型の配列: arr)
  整数型: n ← arrの要素数
  整数型の配列: out ← {} (要素数 n)
  整数型: i
  for (i を 1 から n − 1 まで 1 ずつ増やす)
    out[i] ← [ a ]
  endfor
  out[n] ← arr[1]
  return out
arr[i]
arr[i − 1 + 2 − 1]
arr[i + 2]
arr[i + 1]
正解
arr[i + 1]

左へ 1 つずらすので out[i] には元の 1 つ後ろの要素 arr[i+1] が入る。out[1]=arr[2]=2, out[2]=arr[3]=3, out[3]=arr[4]=4、末尾に arr[1]=1 で out={2,3,4,1} となるため エが正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ×arr[i] は同じ位置の要素をコピーするだけで巡回せず out={1,2,3,1} のように崩れる誤りである。
イ ×i − 1 + 2 − 1 = i であり、結局 arr[i] と同じでずれが生じない誤りである。
ウ ×arr[i + 2] は 2 つ後ろを読み、out[1]=arr[3]=3 と巡回量を取り違え、i=n−1 で arr[n+1] と範囲外になる誤りである。
エ ○左へ 1 つずらすので out[i] には元の 1 つ後ろの要素 arr[i+1] が入る。out[1]=arr[2]=2, out[2]=arr[3]=3, out[3]=arr[4]=4、末尾に arr[1]=1 で out={2,3,4,1} となるため エが正しい。

くわしく

巡回シフトでは『出力位置 i に対応する入力位置』を正しく立式することが核心である。左 1 つなら入力は i+1、右 1 つなら i−1 となる。

本番での押さえどころ

試験のコツ

out[1] に入れたい値が arr の何番目かを具体値で確認し、添字の差から式を決める。

覚え方

『左シフトは 1 つ後ろを引っ張る=i+1』と覚える。

よくある誤り

巡回量を取り違えて +2 にしたり、コピー(同添字)と混同するミスが多い。

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