アルゴリズムとプログラミング

基本情報技術者試験配列/集計」の問題

アルゴリズムとプログラミングアルゴリズムとプログラミング計算問題難易度:normal
配列 v に値が格納されている。次の手続 countAbove は、まず全要素の平均(整数除算、小数部切り捨て)を求め、その平均を超える(> 平均)要素の個数を返す。v = {100, 100, 100, 100, 100, 100, 100, 100, 100, 100, 100, 100, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1}(要素数 20、添字は 1 から)を与えて実行したとき、戻り値はどれか。
○整数型: countAbove(整数型の配列: v)
  整数型: sum ← 0
  整数型: i
  for (i を 1 から vの要素数 まで 1 ずつ増やす)
    sum ← sum + v[i]
  endfor
  整数型: avg ← (sum ÷ vの要素数) の商
  整数型: cnt ← 0
  for (i を 1 から vの要素数 まで 1 ずつ増やす)
    if (v[i] > avg)
      cnt ← cnt + 1
    endif
  endfor
  return cnt
3 個
12 個
140 個
5 個
正解
12 個

sum=100×12+1×8=1208、平均=(1208÷20) の商=60。60 を超えるのは 100 の 12 個であり、1 は超えないため cnt=12 となり イが正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ×1 の個数や一部だけを数え 3 個とした、平均超過の判定を取りこぼした誤りである。
イ ○sum=100×12+1×8=1208、平均=(1208÷20) の商=60。60 を超えるのは 100 の 12 個であり、1 は超えないため cnt=12 となり イが正しい。
ウ ×個数 12 の桁を取り違え、または余分に膨らませて 140 個とした桁の誤りである。
エ ×平均を高く誤算して 100 のうち一部だけを超過とし 5 個とした、平均の計算違いである。

くわしく

平均との比較集計は『合計→平均→比較』の 3 段階で、整数除算で平均に端数が出る場合に注意が必要である。平均ちょうどの要素を含むか(> か ≧ か)も結果を左右する。

本番での押さえどころ

試験のコツ

先に合計と平均を確定し、平均を超える要素だけを数える。

覚え方

『足す→割る→数える』の 3 手順と『超えるは境界を含まない』を組で覚える。

よくある誤り

平均の計算(除数の要素数)を誤る、または平均ちょうどの値を含めてしまうミスが多い。

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