基本情報技術者試験「数値演算」の問題
次の擬似言語は 10 進の非負整数 n を 8 進数の文字列に変換して返す手続である。mod は剰余、「÷ の商」は整数除算を表し、+ は文字列の前方への連結を表す(余りを左へ積み上げる)。n = 600 を与えて実行したとき、戻り値(8 進数の文字列)はどれか。
○文字列型: toOctal(整数型: n)
文字列型: s ← ""
if (n が 0 と等しい)
return "0"
endif
while (n が 0 より大きい)
s ← (n mod 8 を表す数字) + s
n ← (n ÷ 8) の商
endwhile
return sア"600"
イ"0311"
ウ"1130"
エ"74"
正解
ウ."1130"
n mod 8 で下位桁を得て n÷8 で次へ進み、余りを左へ連結する。600→余り0, 75→余り3, 9→余り1, 1→余り1 で下位から 0,3,1,1、左へ積むと "1130" となるため ウが正しい。
?選択肢ごとの解説
ア ×変換せず 10 進の "600" のままとした、基数変換を行わなかった誤りである。
イ ×余りを得る順(下位→上位)と連結方向を取り違え、桁を逆順 "0311" にした誤りである。
ウ ○n mod 8 で下位桁を得て n÷8 で次へ進み、余りを左へ連結する。600→余り0, 75→余り3, 9→余り1, 1→余り1 で下位から 0,3,1,1、左へ積むと "1130" となるため ウが正しい。
エ ×途中で割り進めるのをやめ 2 桁の "74" で打ち切った、ループを早期終了した誤りである。
✎くわしく
基数変換は『余りを下位桁から得て、上位ほど後に出るため左へ積み上げる』のが要点である。連結方向を誤ると桁順が反転する。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
商と余りを縦に並べ、余りを下から上へ読むと正しい桁順になる。
覚え方
『割って余りを下から読む』を基数変換の合言葉にする。
よくある誤り
余りを得た順にそのまま右へ並べて桁が逆になるミス、除数(基数)を取り違えるミスが多い。
アルゴリズムとプログラミングの他の問題
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-b-algo-0127