アルゴリズムとプログラミング

基本情報技術者試験数値演算」の問題

アルゴリズムとプログラミングアルゴリズムとプログラミング計算問題難易度:normal
次の擬似言語は整数 n が素数なら true、そうでなければ false を返す試し割りの手続である。mod は剰余を表す。n = 91 を与えて実行したとき、戻り値はどれか。
○論理型: isPrime(整数型: n)
  整数型: i
  if (n < 2)
    return false
  endif
  for (i を 2 から n - 1 まで 1 ずつ増やす)
    if (n mod i が 0 と等しい)
      return false
    endif
  endfor
  return true
false
true
7(最小の約数)
13(91÷7の商)
正解
false

2 から n-1 まで順に割り、割り切れた瞬間 false を返す。91 は i=7 で 91 mod 7=0 となり false が返るため アが正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ○2 から n-1 まで順に割り、割り切れた瞬間 false を返す。91 は i=7 で 91 mod 7=0 となり false が返るため アが正しい。
イ ×91 を素数と誤認した結果である。91=7×13 で約数を持つため素数ではなく true にはならない。
ウ ×判定結果ではなく最初に見つかる約数 7 を答えた、戻り値の型(論理値)を取り違えた誤りである。
エ ×91÷7=13 という商を答えた、関数の戻り値が真偽値であることを見落とした誤りである。

くわしく

試し割りでは 2 から順に割り、1 つでも割り切れれば合成数と確定して即 false を返す。91 のように直感的に素数に見える数でも約数を持つことがある点が要注意である。

本番での押さえどころ

試験のコツ

二桁の合成数(91=7×13、87=3×29 等)は紛らわしいので約数を実際に探す。

覚え方

『割り切れたら即・素数でない』と覚え、91=7×13 を典型例として記憶する。

よくある誤り

91 を素数と思い込み true を選ぶ、戻り値が真偽値であることを忘れ約数や商を答えるミスが多い。

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