アルゴリズムとプログラミング

基本情報技術者試験木構造」の問題

アルゴリズムとプログラミングアルゴリズムとプログラミング計算問題難易度:normal
2 分探索木に 500, 250, 750, 100, 400, 600, 900 をこの順に挿入してある(小さければ左、大きければ右)。次の擬似言語は、根から target を探索し、比較した(cur.値 を参照した)節点の個数を返す。この木に対し target=400 を与えて実行したとき、戻り値はどれか。
○整数型: searchCount(ノード: root, 整数型: target)
  ノード: cur ← root
  整数型: cnt ← 0
  while (cur が 空でない)
    cnt ← cnt + 1
    if (target が cur.値 と等しい)
      return cnt
    elseif (target < cur.値)
      cur ← cur.左
    else
      cur ← cur.右
    endif
  endwhile
  return cnt
3節点
2回
7(全節点を比較)
4回
正解
3節点

400 は 500 より小さく左(250)へ、250 より大きく右(400)へ進んで一致する。比較した節点は 500, 250, 400 の 3 個であり cnt=3 となるため アが正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ○400 は 500 より小さく左(250)へ、250 より大きく右(400)へ進んで一致する。比較した節点は 500, 250, 400 の 3 個であり cnt=3 となるため アが正しい。
エ ×500→250 の 2 節点で一致するとした誤りで、250≠400 のためさらに右へ進む必要がある。
イ ×木全体の節点数 7 を比較回数と取り違えた、探索が一部の経路だけをたどる点を見落とした誤りである。
ウ ×経路を 1 段余分にたどって 4 回とした、一致した時点で return する打ち切りを見落とした誤りである。

くわしく

2 分探索木の探索は根から比較ごとに左右いずれか一方へ進むため、比較回数は target の深さ+1(根を 1 と数える)になる。木の形(挿入順)が経路長を決める点が核心である。

本番での押さえどころ

試験のコツ

根から target との大小比較で進む方向を 1 段ずつ書き、一致した節点までの個数を数える。

覚え方

『比較した節点だけを数える、見ない枝は無視』と覚える。

よくある誤り

全節点を走査すると考えて総数を答えたり、一致後も数え続けるミスが多い。

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