アルゴリズムとプログラミング

基本情報技術者試験連結リスト」の問題

アルゴリズムとプログラミングアルゴリズムとプログラミング計算問題難易度:normal
単方向連結リストの各ノードはメンバ val(整数)と next(次ノードへの参照。なければ NULL)をもつ。次の擬似言語は、先頭 head から連なるリストの向きを逆転させ、新しい先頭ノードを返す手続である。head→[105]→[270]→[330]→[480]→NULL を与えて実行したとき、戻り値として返される新しい先頭ノードの val はどれか。
○ノード: reverse(ノード: head)
  ノード: prev ← NULL
  ノード: cur ← head
  ノード: nxt
  while (cur が NULL でない)
    nxt ← cur.next
    cur.next ← prev
    prev ← cur
    cur ← nxt
  endwhile
  return prev
480
15
105480
330
正解
480

反転では各ノードの next を 1 つ前のノードへ付け替え、prev が逆順リストの先頭を保持する。最後に prev が指すのは元の末尾 480 であり、戻り値の val は 480 となるため エが正しい。

?選択肢ごとの解説

エ ○反転では各ノードの next を 1 つ前のノードへ付け替え、prev が逆順リストの先頭を保持する。最後に prev が指すのは元の末尾 480 であり、戻り値の val は 480 となるため エが正しい。
ア ×反転を行わず元の先頭 105 をそのまま返すつもりで桁を取り違え 15 とした、prev と head の取り違えと桁の誤りである。
イ ×先頭 105 と末尾 480 を連結して 105480 とした、val を数値結合と取り違えた桁の誤りである。
ウ ×中央付近のノード 330 を新先頭と誤った、付け替えの最終位置を見失った誤りである。

くわしく

単方向リストの反転は prev・cur・nxt の 3 ポインタで next を逆向きに付け替える定石である。next を退避する nxt を先に保存しないと後続ノードを失う点が核心である。

本番での押さえどころ

試験のコツ

反転は『退避→付け替え→prev 前進→cur 前進』の 4 行を 1 セットで追い、最後の prev を答える。

覚え方

『矢印を全部逆向きに描き直す』と唱え、末尾が新先頭になると覚える。

よくある誤り

nxt への退避を忘れて cur.next←prev の直後にリンクをたどれなくなるミスが多い。

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