基本情報技術者試験「スタック・キュー」の問題
同じ入力列 1, 2, 3, 4 を、(A) スタック(push 後にすべて pop)と (B) キュー(enqueue 後にすべて dequeue)でそれぞれ全要素を取り出す。次の手続を実行したとき、出力 outA(スタック)と outB(キュー)を連結した文字列の組はどれか。push/pop は LIFO、enqueue/dequeue は FIFO に従う。
○手続: run() // (A) スタック 整数型: v for (v を 1 から 4 まで 1 ずつ増やす) stk.push(v) endfor while (stk が空でない) outA ← outA + stk.pop() endwhile // (B) キュー for (v を 1 から 4 まで 1 ずつ増やす) que.enqueue(v) endfor while (que が空でない) outB ← outB + que.dequeue() endwhile
アoutA="4321",outB="4321"
イoutA="1234", outB="4321"(逆に割当)
ウoutA="1234", outB="1234"
エoutA="4321", outB="1234"
正解
エ.outA="4321", outB="1234"
スタックは最後に積んだ 4 から取り出すため出力は 4321、キューは最初に入れた 1 から取り出すため出力は 1234 となる。両者の対比が正しく表れる エが正しい。
?選択肢ごとの解説
ア ×キューも逆順になると誤認した、FIFO が入力順を保つ性質を見落とした誤りである。
イ ×スタックとキューの出力を取り違え、LIFO と FIFO を逆に割り当てた誤りである。
ウ ×スタックも入力順になると誤認した、LIFO による逆転を見落とした誤りである。
エ ○スタックは最後に積んだ 4 から取り出すため出力は 4321、キューは最初に入れた 1 から取り出すため出力は 1234 となる。両者の対比が正しく表れる エが正しい。
✎くわしく
同一入力でもデータ構造により出力順が決まる。スタックは取り出し順が入力の逆、キューは入力と同じになる。この対比はデータ構造選択の基本判断基準となる。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『スタック=逆順、キュー=そのまま』を即答できるようにし、具体列で 1 度確認する。
覚え方
『積むと逆さ(スタック)、並ぶとそのまま(キュー)』と対で覚える。
よくある誤り
スタックとキューの出力順を取り違える、または両者を同じと考えるミスが多い。
アルゴリズムとプログラミングの他の問題
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-b-algo-0108