アルゴリズムとプログラミング

基本情報技術者試験文字列処理」の問題

アルゴリズムとプログラミングアルゴリズムとプログラミング計算問題難易度:normal
2 つの文字型配列 a, b の先頭から一致が続く文字数(共通接頭辞の長さ)を返す次の手続に、a = {'f','l','o','w','e','r'}(要素数 6), b = {'f','l','o','o','d'}(要素数 5、ともに添字は 1 から)を与えて実行したとき、戻り値はどれか。
○整数型: commonPrefix(文字型の配列: a, 文字型の配列: b)
  整数型: i ← 1
  while (i ≦ aの要素数 かつ i ≦ bの要素数)
    if (a[i] ≠ b[i])
      return i - 1
    endif
    i ← i + 1
  endwhile
  return i - 1
5 文字
4 文字(不一致位置を返したと誤認)
30 文字
3 文字(途切れる直前)
正解
3 文字(途切れる直前)

i=1〜3 で a[i]=b[i](f,l,o)が続き、i=4 で a[4]='w'≠b[4]='o' となる。このとき return i-1 = 4-1 = 3 となるため エが正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ×短い方の長さ 5 をそのまま答えた誤りで、4 文字目で一致が途切れるため 5 には達しない。
イ ×不一致位置 i=4 をそのまま返した、return が i-1 である点を見落とした off-by-one の誤りである。
ウ ×共通接頭辞 3 の桁を取り違え 30 文字とした桁の誤りである。
エ ○i=1〜3 で a[i]=b[i](f,l,o)が続き、i=4 で a[4]='w'≠b[4]='o' となる。このとき return i-1 = 4-1 = 3 となるため エが正しい。

くわしく

共通接頭辞の長さは『最初に異なる位置の直前まで』である。不一致が起きた添字 i から 1 を引く(i-1)ことで、一致した文字数を正しく得る点が核心である。

本番での押さえどころ

試験のコツ

return が i か i-1 かを確認し、『不一致の直前まで一致』と数える。

覚え方

『ずれた一歩手前までが共通部分』と覚える。

よくある誤り

不一致位置 i をそのまま返して 1 多く数える off-by-one ミスや、短い方の長さを答えるミスが多い。

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