基本情報技術者試験「文字列処理」の問題
区切り文字 ' '(空白)で区切られた文字列をトークン(単語)に分割したとき、トークンの個数を返す次の手続に、s = {'a','b',' ','c',' ',' ','d','e'}(要素数 8、' ' は空白、添字は 1 から)を与えて実行したとき、戻り値はどれか。連続する空白は 1 つの区切りとして扱われ、先頭・末尾に空白はないものとする。
○整数型: countTokens(文字型の配列: s)
整数型: cnt ← 0
論理型: inWord ← false
整数型: i
for (i を 1 から sの要素数 まで 1 ずつ増やす)
if (s[i] ≠ ' ')
if (inWord が false と等しい)
cnt ← cnt + 1
inWord ← true
endif
else
inWord ← false
endif
endfor
return cntア8 個(全文字数を含む)
イ5 個
ウ3 個(単語数)
エ30 個
正解
ウ.3 個(単語数)
単語の先頭(直前が空白または先頭)でのみ cnt を増やす。"ab"・"c"・"de" の 3 つの単語頭で加算され、連続空白は重ねて数えないため cnt=3 となり ウが正しい。
?選択肢ごとの解説
ア ×配列全長 8 を答えた誤りで、空白文字や単語内の各文字まで数えてしまっている。
イ ×空白以外の文字数 5(a,b,c,d,e)を答えた誤りで、トークン数ではなく文字数を数えている。
ウ ○単語の先頭(直前が空白または先頭)でのみ cnt を増やす。"ab"・"c"・"de" の 3 つの単語頭で加算され、連続空白は重ねて数えないため cnt=3 となり ウが正しい。
エ ×トークン数 3 の桁を取り違え 30 個とした桁の誤りである。
✎くわしく
トークン分割は『非空白かつ直前が空白』の遷移を数える状態機械である。inWord フラグで単語の内外を管理し、連続空白を 1 区切りに正規化する点が核心である。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
空白→非空白の境目だけに印を付け、その数を数える。
覚え方
『単語の頭でだけカウント』とフラグの役割を覚える。
よくある誤り
連続空白を別々の区切りと数えて単語数を過大にしたり、文字数と混同するミスが多い。
アルゴリズムとプログラミングの他の問題
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-b-algo-0087