アルゴリズムとプログラミング

基本情報技術者試験文字列処理」の問題

アルゴリズムとプログラミングアルゴリズムとプログラミング計算問題難易度:normal
文字型の配列 s の中で、長さ 2 のパターン pat(pat[1], pat[2])が最初に連続して現れる先頭の添字を返し、見つからなければ 0 を返す次の手続に、s = {'a','b','a','b','c','a','b'}(要素数 7、添字は 1 から), pat = {'b','c'} を与えて実行したとき、戻り値はどれか。
○整数型: findPos(文字型の配列: s, 文字型の配列: pat)
  整数型: i
  for (i を 1 から sの要素数 - 1 まで 1 ずつ増やす)
    if (s[i] が pat[1] と等しい and s[i + 1] が pat[2] と等しい)
      return i
    endif
  endfor
  return 0
添字 4(最初の一致)
添字 2
添字 5 番目(一致末尾の位置)
0(不一致)
正解
添字 4(最初の一致)

i を 1 から走査し s[i]=pat[1]='b' かつ s[i+1]=pat[2]='c' を探す。s[2]='b' だが s[3]='a' で不一致、s[4]='b' かつ s[5]='c' で一致するため最初の位置 4 を返し アが正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ○i を 1 から走査し s[i]=pat[1]='b' かつ s[i+1]=pat[2]='c' を探す。s[2]='b' だが s[3]='a' で不一致、s[4]='b' かつ s[5]='c' で一致するため最初の位置 4 を返し アが正しい。
イ ×s[2]='b' が pat[1] と一致した時点で位置 2 を返したと誤認した誤りである。後続 s[3]='a' は pat[2]='c' と不一致なので採用されない。
ウ ×一致したパターンの 2 文字目 s[5] の添字 5 を返したと取り違えた、戻り値の基準位置の誤りである。
エ ×パターンがどこにも現れないと誤読し 0 を返した、s[4],s[5] の照合を見落とした誤りである。

くわしく

部分文字列照合では『先頭文字の一致だけでなく後続も連続一致するか』を同時に確認する必要がある。先頭一致で早合点すると誤った位置を返す。and 条件で複数文字をまとめて判定するのが定石である。

本番での押さえどころ

試験のコツ

連続パターンは『窓』を 1 文字ずつずらして両端を同時比較する。最初に両方そろった i が答え。

覚え方

『先頭だけでは決めない、隣も見てから返す』と唱える。

よくある誤り

pat[1] だけ一致した位置を返してしまうミスや、戻り値を一致末尾の添字にしてしまうミスが多い。

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