アルゴリズムとプログラミング

基本情報技術者試験再帰」の問題

アルゴリズムとプログラミングアルゴリズムとプログラミング計算問題難易度:normal
次の再帰手続 maxFrom は、配列 arr の添字 i 番目から末尾までの最大値を返す。max(x, y) は x と y の大きい方を返す関数である。arr = {18, 42, 7, 35, 26}(要素数 5、添字は 1 から)に対し maxFrom(arr, 1) を呼び出したとき、戻り値はどれか。
○整数型: maxFrom(整数型の配列: arr, 整数型: i)
  if (i が arrの要素数 と等しい)
    return arr[i]
  endif
  return max(arr[i], maxFrom(arr, i + 1))
35
26
42
18
正解
42

基底は arr[5]=26 を返し、帰り道で arr[i] と比較しながら大きい方を残す。全体の最大は 42 であるため ウが正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ×後半部分 {7,35,26} の最大 35 だけを見て、先頭側の 42 と比較し忘れた途中打ち切りの誤りである。
イ ×基底で返る末尾要素 arr[5]=26 をそのまま全体の最大と取り違えた、帰りの比較を行わなかった誤りである。
ウ ○基底は arr[5]=26 を返し、帰り道で arr[i] と比較しながら大きい方を残す。全体の最大は 42 であるため ウが正しい。
エ ×先頭要素 arr[1]=18 を最大と誤認した、再帰で残りと比較していない誤りである。

くわしく

最大値の再帰は『先頭要素と残りの最大値の大きい方』を取る分割で、基底を末尾要素にすることで全要素を漏れなく比較できる。

本番での押さえどころ

試験のコツ

基底(末尾)から帰りながら max を 1 段ずつ計算し、暫定最大を更新する。

覚え方

『先頭 vs 残りの最大、どちらか大きい方』と覚える。

よくある誤り

基底の末尾要素や先頭要素をそのまま答え、帰りの比較を省くミスが多い。

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