アルゴリズムとプログラミング

基本情報技術者試験再帰」の問題

アルゴリズムとプログラミングアルゴリズムとプログラミング計算問題難易度:hard
次の再帰手続 comb は組合せの数 C(n, r) を求める。パスカルの関係 C(n,r)=C(n−1,r−1)+C(n−1,r) と境界条件を用いる。comb(5, 2) を呼び出したとき、戻り値はどれか。
○整数型: comb(整数型: n, 整数型: r)
  if (r が 0 と等しい)
    return 1
  endif
  if (r が n と等しい)
    return 1
  endif
  return comb(n - 1, r - 1) + comb(n - 1, r)
7 通り
10 通り
20 通り
120 通り
正解
10 通り

C(5,2)=C(4,1)+C(4,2)=4+6=10。境界条件で C(n,0)=C(n,n)=1 を返しながら展開すると 10 に到達するため イが正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ×C(5,2)=10 のところを加算経路を一部取り違え 7 とした、部分問題の合算ミスである。
イ ○C(5,2)=C(4,1)+C(4,2)=4+6=10。境界条件で C(n,0)=C(n,n)=1 を返しながら展開すると 10 に到達するため イが正しい。
ウ ×順列 P(5,2)=5×4=20 を求めた、組合せと順列を取り違えた誤りである。
エ ×5 の階乗 120 を答えた、組合せの値と階乗を取り違えた誤りである。

くわしく

組合せの再帰はパスカルの三角形そのものであり、境界 r=0 と r=n で 1 を返すことが停止性を保証する。重複する部分問題を丁寧に合算することが核心である。

本番での押さえどころ

試験のコツ

パスカルの三角形を 5 段書き、C(5,2) の位置の値を直接読むと検算できる。

覚え方

『C(n,r)=上の 2 つの和』というパスカルの三角形の足し算で覚える。

よくある誤り

順列 P(n,r) や階乗と混同して値を取り違えるミスが多い。

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