アルゴリズムとプログラミング

基本情報技術者試験再帰」の問題

アルゴリズムとプログラミングアルゴリズムとプログラミング計算問題難易度:hard
次の 2 つの手続は互いを呼び出す相互再帰で、整数が偶数か奇数かを判定する。isOdd(7) を呼び出したとき、戻り値はどれか。true は奇数、false は偶数を意味する。
○論理型: isEven(整数型: n)
  if (n が 0 と等しい)
    return true
  endif
  return isOdd(n - 1)

○論理型: isOdd(整数型: n)
  if (n が 0 と等しい)
    return false
  endif
  return isEven(n - 1)
false(偶数)
true(奇数)
数値の 7
無限ループ
正解
true(奇数)

isOdd(7)→isEven(6)→isOdd(5)→…→isEven(0) と交互に呼ばれ、n=0 で呼ばれているのは isEven なので return true。7 は奇数で結果も true となり イが正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ×n=0 で isOdd が呼ばれると誤って数え、偶数判定 false とした、呼び出しの交替段数を 1 つ取り違えた誤りである。
イ ○isOdd(7)→isEven(6)→isOdd(5)→…→isEven(0) と交互に呼ばれ、n=0 で呼ばれているのは isEven なので return true。7 は奇数で結果も true となり イが正しい。
ウ ×両手続は論理型を返すため数値 7 は返らない、戻り値の型を取り違えた誤りである。
エ ×基底条件 n=0 で必ず停止するため無限ループは起きない、停止性を見落とした誤りである。

くわしく

相互再帰では 2 手続が交互に制御を渡し、基底に達した時点でどちらの手続にいるかが結果を決める。段数の偶奇と手続の交替を対応づけることが核心である。

本番での押さえどころ

試験のコツ

呼び出しを isOdd→isEven→… と矢印で並べ、n=0 に到達したときの手続名を確認する。

覚え方

『1 段ごとに偶奇が入れ替わる』と覚え、奇数引数なら最後は isEven に着地する。

よくある誤り

交替の段数を 1 つずらして偶奇を逆にする、または戻り値の型を見誤るミスが多い。

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