アルゴリズムとプログラミング

基本情報技術者試験探索」の問題

アルゴリズムとプログラミングアルゴリズムとプログラミング計算問題難易度:normal
次の手続 firstIndex は、配列 arr を先頭から走査し target と最初に一致した要素の添字(1 から)を返す。同じ値が複数あっても最初の 1 つで打ち切る。arr = {64, 29, 47, 29, 83, 47, 15}(要素数 7、添字は 1 から)、target = 47 を与えて実行したとき、戻り値はどれか。
○整数型: firstIndex(整数型の配列: arr, 整数型: target)
  整数型: i
  for (i を 1 から arrの要素数 まで 1 ずつ増やす)
    if (arr[i] が target と等しい)
      return i
    endif
  endfor
  return -1
1 番目
第 4 番目
3 番目
6 番目
正解
3 番目

線形探索は先頭から比較し、最初に一致した時点で return する。47 が初めて現れるのは arr[3] であり、後続の arr[6]=47 に到達する前に打ち切られるため ウが正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ×先頭 arr[1]=64 で一致するとした、目的値の位置を取り違えた誤りである。
イ ×2 つ目の 29 がある添字 4 を答えており、対象の値そのものを取り違えた誤りである。
ウ ○線形探索は先頭から比較し、最初に一致した時点で return する。47 が初めて現れるのは arr[3] であり、後続の arr[6]=47 に到達する前に打ち切られるため ウが正しい。
エ ×2 番目に現れる 47 の添字 6 を答えており、return による早期打ち切りを無視した誤りである。

くわしく

重複値がある配列で『最初の一致位置』を返す場合、return が最初のヒットで処理を止める点が核心である。最後の一致位置を返すには return せず添字を更新し続ける別実装が必要であり、両者の違いを区別する必要がある。

本番での押さえどころ

試験のコツ

return の有無で『最初』か『最後』かが決まる。最初の一致で即終了するコードに注意する。

覚え方

『return は最初のヒットで打ち止め』と覚える。

よくある誤り

最後に現れる位置を答える、または異なる値の出現位置と混同するミスが多い。

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