アルゴリズムとプログラミング

基本情報技術者試験整列」の問題

アルゴリズムとプログラミングアルゴリズムとプログラミング計算問題難易度:normal
次の擬似言語は、値が 0 以上 5 以下の整数だけからなる配列 arr の各値の出現回数を数え、集計用配列 cnt(添字 0〜5)に格納する手続である。arr = {3, 1, 4, 1, 5, 1, 2, 3, 3}(要素数 9、添字は 1 から)を与えて実行したとき、配列 cnt(添字 0 から 5 までの内容)はどれか。
○手続: countSort(整数型の配列: arr)
  整数型の配列: cnt ← {0, 0, 0, 0, 0, 0}  // 添字 0〜5
  整数型: i
  for (i を 1 から arrの要素数 まで 1 ずつ増やす)
    cnt[arr[i]] ← cnt[arr[i]] + 1
  endfor
{0, 3, 1, 3, 1, 1}
{1, 1, 2, 3, 3, 30}
{3, 1, 3, 1, 1}
{0, 1, 1, 1, 3}
正解
{0, 3, 1, 3, 1, 1}

カウンティングソートでは値そのものを添字にして出現回数を加算する。0→0 個、1→3 個、2→1 個、3→3 個、4→1 個、5→1 個を添字順に並べると {0, 3, 1, 3, 1, 1} となるため アが正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ○カウンティングソートでは値そのものを添字にして出現回数を加算する。0→0 個、1→3 個、2→1 個、3→3 個、4→1 個、5→1 個を添字順に並べると {0, 3, 1, 3, 1, 1} となるため アが正しい。
イ ×整列後の値の並び(ソート結果)と集計配列を混同し、末尾を 30 と桁誤りした二重の誤りである。
ウ ×添字 0 の枠(出現 0 個)を省いて 5 要素にした、集計配列の範囲を取り違えた誤りである。
エ ×各値の出現回数を取り違えて 1 を多く・3 を 1 つだけと数えた、計数ミスによる誤りである。

くわしく

カウンティングソートの核心は『値を添字に写像して度数を数える』点である。集計配列は値の範囲全体(0〜5 の 6 枠)を持ち、出現しない値の枠は 0 のまま残る。整列結果そのものと集計配列を区別することが重要である。

本番での押さえどころ

試験のコツ

添字 0 から最大値まで全枠を用意し、各値ごとに正の字で出現数を数える。

覚え方

『値が添字、回数が中身』とカウンティングソートの対応を覚える。

よくある誤り

出現 0 の枠を省く、集計配列とソート済み配列を取り違えるミスが多い。

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