アルゴリズムとプログラミング

基本情報技術者試験探索」の問題

アルゴリズムとプログラミングアルゴリズムとプログラミング計算問題難易度:normal
次の手続 linearSearch は、配列 arr を先頭から走査し target と一致する最初の要素を見つけたら直ちに添字を返す。arr = {34, 71, 58, 12, 93, 27, 46}(要素数 7、添字は 1 から)、target = 93 を与えて実行したとき、arr[i] と target を比較する回数(延べ)はどれか。
○整数型: linearSearch(整数型の配列: arr, 整数型: target)
  整数型: i
  for (i を 1 から arrの要素数 まで 1 ずつ増やす)
    if (arr[i] が target と等しい)
      return i
    endif
  endfor
  return -1
3 回
延べ 5 回
延べ 7 回
2 回
正解
延べ 5 回

線形探索は先頭から 1 つずつ比較し、一致した時点で打ち切る。93 は arr[5] にあるため arr[1]〜arr[5] の 5 回比較した時点で return される。よって イが正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ×途中の arr[3]=58 までしか数えず 3 回とした、目的値の位置を手前に取り違えた誤りである。
イ ○線形探索は先頭から 1 つずつ比較し、一致した時点で打ち切る。93 は arr[5] にあるため arr[1]〜arr[5] の 5 回比較した時点で return される。よって イが正しい。
ウ ×一致後も打ち切らず全要素 7 個まで比較すると考えた、return による早期終了を無視した誤りである。
エ ×先頭 2 個だけ比較したとした、目的値の添字を 2 と取り違えた誤りである。

くわしく

線形探索の比較回数は『目的値が最初に現れる添字』に等しい(先頭からの位置がそのまま回数)。途中で return すると残りは比較しないため、最悪計算量 n と実際の回数を区別することが重要である。

本番での押さえどころ

試験のコツ

目的値が何番目にあるかを先に確認すると、比較回数=その添字とすぐ分かる。

覚え方

『見つけたら即終了、回数=出てきた順番』と覚える。

よくある誤り

一致後も最後まで走査すると誤り全要素数を答える、または添字を 1 つずらすミスが多い。

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