アルゴリズムとプログラミング

基本情報技術者試験配列/集計」の問題

アルゴリズムとプログラミングアルゴリズムとプログラミング計算問題難易度:hard
次の手続 maxSub は、配列 arr の連続した区間の和のうち最大となる値を返す。arr = {3, -4, 6, -1, 5, -7, 2}(要素数 7、添字は 1 から)を与えて実行したとき、戻り値はどれか。max は 2 数の大きい方を返す。
○整数型: maxSub(整数型の配列: arr)
  整数型: best ← arr[1]
  整数型: cur ← arr[1]
  整数型: i
  for (i を 2 から arrの要素数 まで 1 ずつ増やす)
    cur ← max(arr[i], cur + arr[i])
    best ← max(best, cur)
  endfor
  return best
6点だけ
11
4のみ
10点
正解
10点

cur は『現要素から再開するか直前までの和に足すか』の大きい方を取る。区間 {6,-1,5} で和 10 に達し best=10 となるため エが正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ×単一要素 6 のみを最大とした、6 の後に続く {−1,5} で和が増える点を見落とした誤りである。
イ ×連続区間という制約を外し、途中の −7 だけを飛ばして残り全要素 3,-4,6,-1,5,2 を足した 11 である。実際には区間は連続でなければならず −7 を含めると和が下がる。
ウ ×単一要素 4 は配列に存在せず、区間の概念を架空の 1 要素に限定した誤りである。
エ ○cur は『現要素から再開するか直前までの和に足すか』の大きい方を取る。区間 {6,-1,5} で和 10 に達し best=10 となるため エが正しい。

くわしく

連続部分和の最大は『直前までの和が負なら捨てて再スタート』が要点である。cur=max(arr[i], cur+arr[i]) がこの判断を担う。

本番での押さえどころ

試験のコツ

i ごとに cur と best を表に追記し、cur がリセットされる(arr[i] 単独になる)瞬間を見つける。

覚え方

『今までの和が足を引っ張るなら捨てる』と判断基準を言語化して覚える。

よくある誤り

負の要素を必ず除外しようとして区間を細切れにする、または全区間を足すミスが多い。

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