アルゴリズムとプログラミング

基本情報技術者試験配列/集計」の問題

アルゴリズムとプログラミングアルゴリズムとプログラミング計算問題難易度:normal
次の手続 mode は、整数型の配列 arr の中で最も多く出現する値(最頻値)を返す。arr = {3, 7, 3, 5, 7, 3, 2, 7, 7}(要素数 9、添字は 1 から)を与えて実行したとき、戻り値はどれか。
○整数型: mode(整数型の配列: arr)
  整数型: bestVal ← arr[1]
  整数型: bestCnt ← 0
  整数型: i, j, c
  for (i を 1 から arrの要素数 まで 1 ずつ増やす)
    c ← 0
    for (j を 1 から arrの要素数 まで 1 ずつ増やす)
      if (arr[j] が arr[i] と等しい)
        c ← c + 1
      endif
    endfor
    if (c > bestCnt)
      bestCnt ← c
      bestVal ← arr[i]
    endif
  endfor
  return bestVal
3回
値は7
出現は4回
5が最多
正解
値は7

外側ループで各要素を基準に内側ループで同値を数える。7 は 4 回出現し最多であるため bestVal が 7 に更新され、イが正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ×値 3 の出現回数 3 を答えとした、最頻値(値そのもの)と出現回数を取り違えた誤りである。
イ ○外側ループで各要素を基準に内側ループで同値を数える。7 は 4 回出現し最多であるため bestVal が 7 に更新され、イが正しい。
ウ ×最大出現回数 4 を答えとした、返すべきは回数ではなく値である点を取り違えた誤りである。
エ ×5 は 1 回しか出現せず最少クラスであり、最頻値ではない取り違えである。

くわしく

最頻値は『出現回数が最大の値』を返すのであって回数自体ではない。回数を比較しつつ返すのは値である点を区別する必要がある。

本番での押さえどころ

試験のコツ

各値の出現回数を表に書き、最大回数の行の『値』を読む。

覚え方

『最頻=いちばん多く出た“値”』と、回数でなく値であることを強調して覚える。

よくある誤り

最大出現回数(4)を答えに選ぶ、または 2 番目に多い値を選ぶミスが多い。

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