アルゴリズムとプログラミング

基本情報技術者試験整列」の問題

アルゴリズムとプログラミングアルゴリズムとプログラミング計算問題難易度:normal
次の擬似言語は選択ソートの外側ループ 1 回目(先頭位置 1 を確定させる 1 パス)に相当する。arr = {8, 140, 7, 26, 3}(要素数 5、添字は 1 から)を与えて実行したとき、ループ終了後の配列 arr の内容はどれか。
○手続: onePass(整数型の配列: arr)
  整数型: minPos ← 1
  整数型: j, tmp
  for (j を 2 から arrの要素数 まで 1 ずつ増やす)
    if (arr[j] < arr[minPos])
      minPos ← j
    endif
  endfor
  tmp ← arr[1]
  arr[1] ← arr[minPos]
  arr[minPos] ← tmp
{3, 140, 7, 26, 8}
{3, 7, 8, 26, 140}
{140, 7, 26, 3, 8}
{3, 8, 140, 26, 7}
正解
{3, 140, 7, 26, 8}

選択ソートの 1 パスでは配列全体から最小値を探し、それを先頭位置と交換する。最小値は 3(添字 5)で、先頭 8 と入れ替えるだけなので {3, 140, 7, 26, 8} となり アが正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ○選択ソートの 1 パスでは配列全体から最小値を探し、それを先頭位置と交換する。最小値は 3(添字 5)で、先頭 8 と入れ替えるだけなので {3, 140, 7, 26, 8} となり アが正しい。
イ ×完全に昇順整列した状態 {3,7,8,26,140} であり、5 パス分すべて実行したと誤認している。1 パスでは先頭しか確定しない。
ウ ×最小値ではなく 2 番目の要素同士を入れ替えた {140,7,26,3,8} であり、先頭と最小値の交換ではなく別位置を動かした minPos の取り違えである。
エ ×最小値 3 を先頭に置いたあと残りも並べ替えた {3,8,140,26,7} であり、1 回の交換のみという範囲を超えた誤りである。

くわしく

選択ソートの 1 パスは『全体走査で最小値の位置を 1 つ特定し、先頭と 1 回だけ交換する』点がバブルソートとの違いである。交換は 1 回だけで、他の要素の順序は保たれる。

本番での押さえどころ

試験のコツ

選択ソートは『最小値を探す走査』と『1 回の交換』を分けて追い、交換するのは先頭と最小値の 2 か所だけと確認する。

覚え方

『選び出して先頭に置く』=選択ソートの 1 パスは交換 1 回、と覚える。

よくある誤り

1 パスと全整列を混同し最終昇順を選ぶミス、最小値以外を交換するミスが多い。

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