アルゴリズムとプログラミング

基本情報技術者試験文字列処理」の問題

アルゴリズムとプログラミングアルゴリズムとプログラミング計算問題難易度:normal
次の擬似言語は、文字型の配列 s から連続して重複する文字を 1 つにまとめ(例: 'aabb' → 'ab')、まとめた後の文字数を返す手続である。先頭文字は常に残し、直前の文字と異なるときだけ採用する。s = {'a','a','b','b','b','c','c','a'}(要素数 8、添字は 1 から)を与えて実行したとき、戻り値はどれか。
○整数型: dedup(文字型の配列: s)
  整数型: len ← 0
  整数型: i
  for (i を 1 から sの要素数 まで 1 ずつ増やす)
    if (i が 1 と等しい or s[i] が s[i - 1] と等しくない)
      len ← len + 1
    endif
  endfor
  return len
80
3 文字
重複が残存
4 文字
正解
4 文字

先頭、または直前と異なる文字のときだけ len を増やす。採用されるのは添字 1('a'),3('b'),6('c'),8('a') の 4 か所であり len=4 となるため エが正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ×元の要素数 8 や桁を取り違え 80 のような大きな値にした、結果の桁を膨らませた誤りである。
イ ×末尾の 'a' を先頭の 'a' と同一視して数え落とし、'abc' の 3 文字とした誤りである。離れた同字は別の塊になる。
ウ ×重複が残ると判断した誤りだが、本手続は連続重複を除いた後の文字数(数値)を返す。
エ ○先頭、または直前と異なる文字のときだけ len を増やす。採用されるのは添字 1('a'),3('b'),6('c'),8('a') の 4 か所であり len=4 となるため エが正しい。

くわしく

連続重複の除去では『直前の文字と異なるか』だけを見るため、離れた位置に同じ文字が再出現すれば別々に数える。先頭は比較対象がないため常に採用する点も要点である。

本番での押さえどころ

試験のコツ

隣り合う文字の境目に縦線を引き(aa|bbb|cc|a)、塊の数を数えるとまとめ後の長さが分かる。

覚え方

『直前と違えば 1 つ追加、先頭は必ず追加』と唱える。

よくある誤り

離れて再出現する同字(末尾の 'a')を先頭と同一視して数え落とすミスや、先頭の特別扱いを忘れるミスがある。

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