基本情報技術者試験「スタック・キュー」の問題
次の擬似言語は、スタックを使って文字型の配列 s を逆順にした文字列を返す手続である。まず全文字を順に push し、次に空になるまで pop して連結する。s = {'a','b','c','d'}(要素数 4、添字は 1 から)を与えて実行したとき、戻り値となる文字列はどれか。
○文字列型: reverse(文字型の配列: s)
文字列型: out ← ""
整数型: i
for (i を 1 から sの要素数 まで 1 ずつ増やす)
push(s[i])
endfor
while (isEmpty() でない)
out ← out + pop()
endwhile
return outア"abcd"
イ"dcba"
ウ"ad"
エ"dcbax"
正解
イ."dcba"
a,b,c,d を順に push すると頂上は d になる。LIFO により pop は d,c,b,a の順で、連結すると "dcba" となるため イが正しい。
?選択肢ごとの解説
ア ×入力をそのまま返したとする、スタックの LIFO による反転効果を無視した誤りである。
イ ○a,b,c,d を順に push すると頂上は d になる。LIFO により pop は d,c,b,a の順で、連結すると "dcba" となるため イが正しい。
ウ ×先頭と末尾だけ取り出して 2 文字にした、while を最後まで回さず途中で打ち切った誤りである。
エ ×反転後に余分な 1 文字を付け足して 5 文字にした、pop の回数や連結を取り違えた長さの誤りである。
✎くわしく
スタックは後入れ先出しのため、push した順と pop する順が逆になる。この性質を使うと文字列やデータ列を簡潔に反転できる。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
push 後のスタックを縦に積み、頂上から順に取り出して左から連結すると反転結果が得られる。
覚え方
『積んだ逆から出てくる』=スタックは反転器、と覚える。
よくある誤り
スタックをキュー(FIFO)と混同して元順のまま出力するミスや、pop 順序を取り違えるミスがある。
アルゴリズムとプログラミングの他の問題
次の擬似言語で表される手続 sumOdd を、引数として要素数 5 の整数型の配列 {12, 125, 1008,…次の擬似言語は、整数型の配列 arr に対して隣接交換を行う手続の一部であり、外側ループの 1 回目(1…次の擬似言語は昇順に整列された配列 arr に対する二分探索の手続である。arr = {2, 4, 6, 8, 10,…次の擬似言語で表される再帰手続 f を、引数 n = 20 で呼び出したとき、戻り値として返される値はどれか。
```…単方向連結リストの各ノードはメンバ val(整数)と next(次ノードへの参照。なければ NULL)をもつ。先頭ノード…スタックに対する push(積む)と…
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-b-algo-0035