基本情報技術者試験「文字列処理」の問題
英小文字の文字コードは 'a'=97, 'b'=98, …, 'z'=122 であり、対応する英大文字は小文字より 32 だけ小さい('A'=65)。次の擬似言語は 1 文字を受け取り、英小文字なら大文字に変換した文字コード(整数)を返す手続である。引数 ch = 'd' を与えて実行したとき、戻り値はどれか。
○整数型: toUpperCode(文字型: ch)
整数型: code ← ch の文字コード
if (code >= 97 and code <= 122)
code ← code - 32
endif
return codeア100
イ36
ウ132
エ68
正解
エ.68
'd' の文字コードは 100 で 97〜122 の範囲内のため 32 を引く。100−32=68 となり、これは 'D' のコードであるため エが正しい。
?選択肢ごとの解説
ア ×変換前の 'd' のコード 100 をそのまま返した、if の本体(−32)を実行しなかった誤りである。
イ ×100 から 32 を引かず逆に取り違えるなどして 36(=100−64 等)とした、引く値や向きの誤りである。
ウ ×32 を引くべきところを足して 100+32=132 とした、大文字化の方向(小さくする)を逆にした誤りである。
エ ○'d' の文字コードは 100 で 97〜122 の範囲内のため 32 を引く。100−32=68 となり、これは 'D' のコードであるため エが正しい。
✎くわしく
文字コード操作では大文字が小文字より 32 小さいことを用いる。範囲判定で小文字に限定してから −32 を適用する順序と符号が誤りの温床である。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
'a'=97,'A'=65 の差 32 を起点に、大文字化は『小さくする=引く』と方向を固定する。
覚え方
『大文字は小文字より前(小さい)、差は 32』と覚える。
よくある誤り
−32 と +32 を取り違えたり、範囲判定を飛ばして無条件に変換したりするミスがある。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-b-algo-0034